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わたしとせんせーのサラマングレイト
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 23:59
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わたしとせんせーの転生炎獣(後編)
前編←

転生リンク召喚! 転生リンク召喚をすると、なんとこんなお得なことが!キャンペーン! まずは永続魔法《転生炎獣の意志》! 手札か墓地からサラマングレイト1体を特殊召喚する効果! これが転生リンク召喚状態のモンスター、つまり転生リンクモンスターがいる場合、2の効果に変更できます! 2の効果はこの魔法を墓地へ送り、転生リンクマーカーの数だけサラマングレイトを特殊召喚! ただしこちらは守備表示限定! リンクモンスターを蘇生したいなら1の効果だ! どちらも便利!

「ほほー。ヒートライオを転生リンク召喚していますとー、3体のモンスターが揃いますねー」
最初に展開する力よりも、1度モンスターを出したあとのリカバリー能力の強さがサラマングレイトの特徴かな、知らんけど。おそらく。続けていくぞ! 速攻魔法《転生炎獣の炎陣》! 普通に使えばサラマングレイトモンスターをサーチ! 普通に強い! しかも転生リンクモンスターがいればそのモンスターにターン中効果耐性を与える効果に変更できる! ……選択肢が増えるだけだけど、まあ、これは最初から普通にサーチすることが多くなりそうかな。決めるべき効果を誘発で防がれそうな時には役立ちそうだ。

「ふむー。サーチ効果ですからー、ふつーに3枚積みできますねー」
それプラスの選択肢が可能性としてあるだけで十分強いね。ちなみに速攻魔法だから、相手ターンでの除去から転生リンク体、主にヒートライオを守るために伏せておいて、こっちが除去されそうならサーチに切り替え、という使いかたもできる。文句の付け所がない優秀なカードだ。しかし際立った個性も面白味もないので次へ行こう。儀式魔法もフィールド魔法も見た……装備魔法《転生炎獣の烈爪》! 装備モンスターに破壊耐性と貫通効果を与える! さらに装備モンスターが転生リンク体だった場合、マーカーの数だけモンスターへの連続攻撃が可能! これはあれだね。ヒートライオの攻撃力変動効果を、パワーアップのために発動することでコンボになるね。ぼくの墓地にはなぜか《F・G・D》が落ちている! ヒートライオの攻撃力は5000でモンスターに3回攻撃が可能! そんな感じだ。

「面白そーですねー。しかし《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》でいーよーな気もするのですよー」
戦闘効果で破壊されないという点だけ見てもなかなか優秀。それ以外の除去が飛んできた時にさっきの《転生炎獣の炎陣》で効果耐性に切り替えることもできなくはない。ただ、《転生炎獣の炎陣》の耐性はモンスター効果にしか効かないから、魔法で除外される場合……魔法で除外される場合? そんな場合があるかな。まあ、大抵のことからは守れるということだ。さらなる切り札となるリンク4モンスターの登場が待たれる。モンスター側の性能次第で十分に強くなるカードだよ。次へ行こう。魔法は一通り見た。罠だ! 通常トラップ《サラマングレイト・レイジ》発動! 大体《サンダー・ブレイク》! 手札か表側表示のサラマングレイトを墓地に送り、フィールドのカード1枚を破壊! 遅いし破壊枚数は少ないし、これだけならあまりに微妙。しかし転生リンク召喚すれば強い! 選択肢B! 転生リンク体を対象として発動することもできる! その場合、コストは要らず破壊枚数はそのマーカーまでとなり、『まで』なのでフィールドのカードが少なくても発動できる! 大体こちらの効果を目当てに発動することになるね。

「ふむー。トラップなのは気になりますねー」
まあ墓地効果もついてないしね。基本的にヒートライオが転生していると考えれば、最大3枚までを任意のタイミングで破壊できるのは強い。名前にきっかりサラマングレイトと入っているのも強い。ちなみにですね、このカードをサーチしてくることもできます。
「ほほー?」
スーパー強い《転生炎獣ガゼル》の召喚時効果! なんとサラマングレイトを《おろかな埋葬》するだけでなく、《おろかな副葬》することもできる! あとはなにかしらの素材をもう1体出せば、《転生炎獣ベイルリンクス》! 聖域をサーチ! リンク2《転生炎獣サンライトウルフ》! 《転生炎獣の聖域》発動! 転生リンク召喚! 生まれ変われ、《転生炎獣サンライトウルフ》! 効果で墓地のサラマングレイト魔法か罠を手札に加えるぜー! ということができる。つまり、ガゼルを召喚してサラマングレイト1体を出せば、サラマングレイトの名を持つ魔法・罠1枚が手札に加わる上に転生リンク体もフィールドに用意できる。手札に加えたターンの発動制限もないから、《転生炎獣の意志》でモンスターを特殊召喚してヒートライオにもできるよ。そのターンは転生リンク召喚できないけど。

「ははー……。《転生炎獣サンライトウルフ》は意外に強いのですねー」
魔法や罠の真価を発揮することを考えれば、ヒートライオではなくサンライトウルフを転生させたほうが勝手はいいのかもしれない。次へ行こう! 永続罠《サラマングレイト・ギフト》! あれ? これは強いカードだった気がする……。うわ、1の効果がすでに強い。1の効果発動! 手札からサラマングレイトを捨てることで、サラマングレイトを《おろかな埋葬》する! そして1枚ドローする。なぜドロー効果がついているんだ……。

「ははー……。ひじょーに強いのですよー」
そして転生リンク体がいる場合……うわあ。手札からサラマングレイトを捨て、2枚ドローする効果にすることもできる。これは……これはひどい。魔法だったら許されない効果だ……。
「3枚入れてもいーですかねー?」
最初のターンの展開力を重視するなら……サンライトウルフによる疑似サーチを前提にするなら、枚数を抑えてもなぜか機能すると思うよ、なぜか。コストにできるのはモンスターだけだし、ダブることを嫌うなら1枚でもいいかもしれないね。3枚入れても全然いいけど。
「邪魔な時はトロイメアの手札コストにすればいーのですよー」
罪深いなトロイメア。次だ! さあこれが現状では最後! カウンタートラップ《サラマングレイト・ロアー》! 自分フィールドにサラマングレイトリンクがいれば、モンスター効果、魔法・罠のカードの発動、いずれかを無効にして破壊できる。《神罰》効果だね。まあ先攻を取れるなら、まあ、まあ。そしてこのカードが墓地に存在する時に転生リンク召喚が行われた場合、ノーコストでフィールドにセットできる。さすがに除外デメリット付きだけど、なかなか良い効果だね。

「ふむー。相手を抑える効果ですかー。ふむー」
まあ相手の動き次第ではあるけど、さすがになにも動かない相手もいないだろう。
「とりあえず入れて試してみますかねー」
もう全部のサラマングレイトをとりあえず入れてみればぼくを拉致しなくても大体わかったんじゃないかな。
「《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》で1ターンキルしたいですねー」
やはりそちらに行くのか……。さて。影の薄いサラマングレイトたちを見てもいいけど……あまり気が進まないな。ごらん、これが《灰流うらら》。ストラクチャーデッキの看板モンスターだよ。

「看板はヒートライオでしたねー」
看板娘はこの子だ。ごらん、これが《怒炎壊獣ドゴラン》だよ。やはりかっこいいね。

「ガメシエルのほーが使いやすいですねー」
なにげに再録はこれが初だ。恐竜族使いも大喜びだね。ごらん、これが《フォーマッド・スキッパー》だよ。

「ほほー。これは知っているのですよー。転生リンク召喚のサポートカードですねー」
そんな生まれかたをしたはずもないのに、なぜか相性が良いというか、良い? というか。ヒートライオを見せてヒートライオとしてリンク素材にできる! 種族も属性も合わせられる! のはいいけど、リンクモンスターでない以上、これ1体では転生リンク召喚できないからね。まあ、《フォーマッド・スキッパー》をリンクマーカーにセット! 生まれ変われ、《転生炎獣ヒートライオ》! というのも詐欺でしかないけど。
「ふつーにサラマングレイトを揃えたほーが楽かもしれませんねー」
《転生炎獣の聖域》が楽にサーチできるようになったからね。必要とされる段階はすでに過ぎている気がする。ごらん、これが《フレイム・アドミニスター》だよ。プレイメーカー様が使っていたけど色々あってソウルバーナーのデッキに入りました。

「はっ!?」
まあサラマングレイトでデッキを固めるならなくても平気かな。さて……こんなものかな? ごらん、これが《転生炎獣ヒートライオ》だよ。

「転生リンク召喚はやはりかっこいーですねー」
生まれ変われ! 《転生炎獣ヒートライオ》! 転生リンク召喚! ごらん、これが新しいヒートライオだよ。

「転生前になっているのですよー!」
転生して強くなるとは限らない。まあサラマングレイトは強くなるんだけど。こんなところだね。知らないうちにカードが増えてわけのわからないテーマになっていたけど、よくよく見ればガゼルからあれやこれやする比較的簡単なデッキだ。カードの移動効果が多いからまだまだ先がありそうだし、これはなかなか。なにをどうすればいいかわからなければヴァイオレット1キルすれば済むのも楽でいいね。
「ふむー。転生リンク召喚はやってみたかったのですよー。わたしも転生していますからねー。親近感があるのですよー」
……? きみの場合は、一度二度死んで、完全に新しく作り直されたと言うべきのような……。
「転生リンク召喚も転生前と転生後で別のカードですしー、なにも問題はないのですよー」
あれは魂だけ移動している的なものだと思うけど……。完全に別個体ならクローンじゃないか。きみはクローン、サラマングレイトは転生。全然違うよ。
「ほほー? せんせーは家に帰れなくなってもいーのですねー?」
きみも転生しているよ。それじゃあまた次の機会に。
「シンクロと転生エクシーズとペンデュラムもほしーですねー」
あれ、帰れない。あれ? あれ?
「パスワードを入力すれば出られるのですよー」
面倒な仕様だ……41463181、はい開いた。じゃあまた次の機会に。
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 17:36
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わたしとせんせーの転生炎獣
「転生! リンク召喚!」
くっ……出せ! ぼくを閉じ込めてどうするつもりだ!
「転生! リンク召喚!」
……なるほど。サラマングレイトの話がしたいと。
「転生! リンク召喚!」
ならばいいだろう。話が終わったら解放してもらうよ。ん……? まさか、これはぼくが調べてぼくが話さないといけないのか……? 《怒炎壊獣ドゴラン》と《灰流うらら》の話でよければするけど……。
「転生リンク召喚! 《転生炎獣ヒートライオ》! 今日はサラマングレイトの話なのですよー!」
うん、それは知ってる。ぼくを強引に連れ込み監禁し幽閉して無理やり話に持ち込んだじゃないか。とりあえず会話は成立するようでなによりだよ。
「しかしですねー、サラマングレイトのモンスターたちはあまり特徴がないのですよー。動物が炎を噴き出しているものばかりですからー、見分けがつきにくいのですよー」
身も蓋もないな……。これは一番使いやすいとか効果が夢見がちすぎるとか、色々あるんじゃないかな、知らんけど。
「ということでですねー、色々なことがあって《転生炎獣ヒートライオ》を転生リンク召喚! その色々をせんせーに教えてほしーのですよー」

公式サイトかストラクチャーデッキの動き解説を読みなさい。ぼくが喋るよりずっとわかりやすいよ。
「ふむー。しかし、ストラクチャーデッキに入っていないカードの話は省かれていますしー、せんせーのびみょーな説明を聞いたあとでわたしが説明してあげるのも楽しーですしー、せんせーに説明してほしーのですよー」
笑いものになってくれと言ったかな?
「言いましたかねー。せんせーには24時間あげますからー、がんばって予習してほしーのですよー」
そんなに時間が経過したらぼくはデュエルリンクスで《ジャンク・シンクロン》を回収した上にTRPGもといRPGイベントを最終ステージまで踏破できてしまう。つまり1週間くらいください。
「ほほー。永久に閉じ込めてあげてもいーのですよー?」
がんばって勉強します。
「サラマングレイトのカードとWikiについては好きに見れるよーにしてあげたのですよー。せんせーの時間を早回しして、すぐに教えてもらうのですよー」
それなら最初からWikiを1時間くらい見ればざっくりわかるんじゃないかな。
「Wikiを1時間くらい見たせんせーに10分でざっくり教えてほしーですかねー」
そんな都合のいい……きゅるきゅる……なるほど、大体わかった。
「ではー、1ターンで転生リンク召喚させてほしーのですよー。相手のフィールドは《トランスコード・トーカー》と《エクスコード・トーカー》を含むコード・トーカー5体でのエクストラリンクが完成している状況ですねー」
じゃあその相手フィールドを食べます。レアカードの食感をもぐもぐ堪能しながらぼくの先攻1ターン目を開始。相手が泣いたら相手も食べるよ。
「説明をどーぞー」
サラマングレイト! テーマは転生! 同じ名前のモンスターを素材として特殊召喚することにより、隠された真の力を発揮する! さらにサポートの魔法・罠にも転生を条件としてより強い効果を選べるものがある! 言ってしまえば、/バスターやセイヴァーのような、『ここまでできればそりゃ強いけど、労力をかけてここまでする必要はあんまりないよね』的な、達成しなくても案外いけるんじゃない? 的なシステムに、達成後のボーナスを色々用意することで達成するだけの価値をもたらした、なんだかそんな感じだ! つまり単独ではほぼ微妙だけど、サポートも込みで考えると断然転生したほうがいい! ことリンク召喚においては!
「長いですねー。つまりどーすれば転生リンク召喚できるのでしょーかー」
きみの言いたいことは、つまり『メインデッキのサラマングレイトがよくわからない』という感じかな。ぼくもよくわからない。まあ、それじゃあ一番強い動きというよりも、1つずつポイントを押さえる感じでやってみよう。召喚条件はレベル4以下のサイバース族1体! サラマングレイトはすべてサイバース! ぼくは《転生炎獣ガゼル》を召喚! 召喚時効果でサラマングレイトを《おろかな埋葬》しつつ、リンク召喚! リンク1《転生炎獣ベイルリンクス》!

「ほほー。リンク1はやはり出しやすいですねー」
さらにリンク召喚成功時、デッキの《転生炎獣の聖域》を手札に加える! この聖域こそが転生リンク召喚に必要なカード! まだまだいくぞ! さきほどデッキから墓地に送ったのは《転生炎獣スピニー》! 自分フィールドにサラマングレイトがいれば、このカードを特殊召喚できる! これで2体のモンスターが揃った! リンク召喚! 《転生炎獣サンライトウルフ》!

「ほほー。リンク2まで一気に行きましたねー」
つまり、ガゼルを出せばリンク2に行けるしサンクチュアリも手に入る。ただ、1枚のカードでできる動きとしてはここまでかな、おそらく。ここから先、リンク3に行くには別のカードが必要だ。たとえば……サポートカードの中でも特に強いこれを使う。永続魔法《転生炎獣の意志》発動! 自分のターンに1度、手札または墓地のサラマングレイトを特殊召喚! 墓地からベイルリンクスを特殊召喚! この時、サンライトウルフのリンク先に特殊召喚することでサンライトウルフの効果1が発動! 墓地の炎属性モンスターを手札に戻し、このターン召喚不能にする。まあガゼルにしよう。ガゼルには手札から特殊召喚できる効果もある。非常に使いやすいから持っておこう。そして! 召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上! リンク2の《転生炎獣サンライトウルフ》とベイルリンクスをセットし、リンク3! 《転生炎獣ヒートライオ》を出せるわけだ。

「ほほー。1枚では出せないのですねー」
1枚から出せるアニメエースもどうかな……。ん? んー? あれ……?
「どーしたのでしょーかー?」
あれ……? おっかしいな。あれ? あれれー? どういうことだってばよ。
「ははー。早くも壊れてしまいましたかねー。買い替えるべきですかねー」
奴隷商人みたいだ……。いや、むしろ買う側か。ええと、それじゃあもう1回展開し直していいかな。今フィールドに出したカードをすべてもぐもぐ。新たなデッキを創造して、対戦相手も食べて創造し直して、さあ先攻1ターン目だ!
「どーぞー」
ぼくのターン! ぼくは《転生炎獣ガゼル》を召喚! 多分だけど、このカード、エアーマン並みにサラマングレイトでは重要なカードだ! 召喚時効果! デッキから《転生炎獣スピニー》を墓地に送る! スピニーの2の効果! サラマングレイトがいれば自己再生できる! ヘッジホッグ効果ゆえに除外デメリットがついているけど、関係ない! ぼくはレベル3のガゼルとスピニーをオーバーレイ! ランク3! 《転生炎獣ミラージュスタリオ》!

「ほほー。いきなりエクシーズ召喚ですかー」
どうもこの動きが強いようだ。1の効果! ORUを1つ使いデッキから任意のサラマングレイトを特殊召喚! このターン炎属性以外のモンスター効果は使えなくなるが、特殊召喚したモンスターの効果は有効! 来い《転生炎獣Jジャガー》!

「ふむー。フィールドにモンスターが2体ですねー」
あ……っ。エクシーズモンスターにはレベルがないぞ。なら仕方ない! 《転生炎獣ミラージュスタリオ》と《転生炎獣Jジャガー》をリンクマーカーにセット! リンク2《転生炎獣サンライトウルフ》!
「ほほー。……ほほー?」
《転生炎獣Jジャガー》の2の効果! 自分フィールドにサラマングレイトリンクモンスターがいれば、リンク先に特殊召喚できる! 墓地の《転生炎獣ミラージュスタリオ》あたりをエクストラデッキに戻し、自身を特殊召喚! 召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上! リンク召喚! 《転生炎獣ヒートライオ》!

「ほほー。ところで、気になることがあるのですけどー」
わかります、わかりますとも。《転生炎獣ガゼル》1枚でヒートライオを出すことには成功したけど、ああ、そうそう。ジャガーの再生時にサンライトウルフの効果でサルベージができたね。しかしそれはそれとして……肝心の《転生炎獣の聖域》は手札に加わらなかった。
「ベイルリンクスを出していませんからねー」
初手でミラージュスタリオを出せばリクルート効果でさらなる自己再生に繋がる……代わりに、リンクモンスターがエクシーズ素材にできず、エクシーズモンスターもベイルリンクスの素材にはできない関係から、転生リンク召喚の準備まではできなかった。もう少しなにかできそうで、微妙にできない……。やはりカード1枚から転生リンク召喚まで持っていくのは無理なのかな。まあ、とりあえずガゼルが強くてミラージュスタリオが可能性の塊だということはわかったね。ちなみにミラージュスタリオをリンク素材にした場合、フィールドのモンスターを手札に戻すこともできた。なかなかコンボしがいのあるカードだよ。
「《転生炎獣ガゼル》と自己再生モンスターでリンクモンスターを出すデッキですかねー」
そんな感じかな……。手札からの展開力は案外弱い。ガゼルと《転生炎獣ミーア》あたりでまずは手札から展開し、ついでに墓地を肥やして展開。まあ、普通だね。一応、ベイルリンクスの素材指定はサイバース族、それ以外は炎属性効果モンスターと言っているから、足りない展開力は遊作から借りることも考えられる。《ワンタイム・パスコード》発動! ベイルリンクス! 炎属性効果モンスターを用意できた! こんな感じだね。

「ソウルバーナーからは離れましたねー」
ソウルメーカーだ。ちなみに《バックアップ・セクレタリー》はレベル3でエクシーズ素材としても使いやすいと、なかなか相性がいい。一度ベイルリンクスを挟めばリンク素材の確保は簡単! プレイメーカー様の今後に期待がかかりますね。

「完全に友達頼みなのですよー!」
コンビネーションと言ってほしい。さて、素材となりうるサラマングレイト1枚1枚を見てあれこれと言ってもいいんだけど、長くなるしWikiで事足りるからね。わかりやすいところだけ見ていこう。次は儀式召喚だ!
「はっ! たしか弱かったはずなのですよー!」
ソウル・フュージョン収録のサラマングレイトはほぼストラクチャーに再録されているけど、儀式は完全に無視されている。使いたい人はパックを買おうというわけだ。手札から《転生炎獣の降臨》を発動! ちなみにこの儀式魔法はサラマングレイト全般に対応しているけど、2の効果で名前を指定されているので《転生炎獣エメラルド・イーグル》ともども《儀式の下準備》に対応している。……こういう儀式魔法は増えてきているけど、そのうち行き過ぎて下準備の規制に繋がりそうで怖い。さて! 儀式召喚! 《転生炎獣エメラルド・イーグル》! やったね! 簡単に出せたよ!

「せんせー? モンスターをリリースする場面がカットされているのですけどー」
まあ、はい。そりゃリリースは必要です。合計レベル8以上をリリースしよう。ただ、リンクテーマの基本として、リンクモンスターは儀式と噛み合わないし、フィールドにモンスターがいるなら全部リンク素材に回したい。ということで、炎属性リンクモンスターがいる場合! 墓地のサラマングレイトをリリースの代わりにデッキに戻すこともできる。リンク召喚後の儀式召喚という流れになるね。
「悪くはありませんけどー、特に強くもありませんねー」
下準備からと考えるとカード1枚でエースを……エース? を出しているんだけどね。エメラルドイーグルの効果! 自分フィールドのサラマングレイトリンクモンスターをリリースすれば、このターン戦闘する相手モンスターを効果破壊し、その攻撃力分ダメージを与えられる! ユベル第3形態とほぼ同じだけど、ダメージステップ開始時なのでさらに使いやすい!
「悪くはありませんけどー、なぜかびみょーな気がするのですよー」
リンクモンスターをリリースしてしまっているからかな……。できればリンク1のベイルリンクスをリリースして済ませたいところだ。ちなみに、残念なお知らせがあります。
「ははー。なんでしょーかー?」
サラマングレイトのエースモンスターであるヒートライオは、転生リンク召喚すればフィールドのモンスター1体の攻撃力を自分の墓地のモンスターと同じにできます。つまり、戦闘で勝つだけなら転生リンク召喚すれば済みます。
「ほほー」
エメラルドイーグルの強みは対象耐性や戦闘耐性を無視できるところになる……問題は、儀式召喚する必要のない時に手札に来た時かな。まあ、手札コストとして使っても大丈夫そうなら、入れてみてもいいかもしれない。勝負がつけばアドバンテージなんてどうでもいいからね。
「ふむー。儀式召喚はしやすいよーですしー、使ってみますかねー」
えーと、ちなみに。ああ、言いたくないな……。エメラルドイーグルも転生できるよ! つまり転生儀式召喚! 自分フィールドの《転生炎獣エメラルド・イーグル》をリリースして儀式召喚した場合、秘められた1の効果が発動する!
「……儀式モンスターをフィールドに出してリリースして儀式召喚するのですかー?」
一応補助する方法もあるんだよ。転生儀式召喚した場合、相手フィールドの特殊召喚したモンスターをすべて破壊! つまり大抵全破壊! こちらに重きを置くなら、逆に、リンクモンスターをリリースする2の効果は気にしなくていいと言える。大抵どちらかしか使えないからね。
「ふむー。一度儀式召喚しただけでじゅーぶんな気がするのですよー」
さて、専用儀式魔法《転生炎獣の降臨》の2の効果。相手の効果でどこかから破壊された場合、手札からエメラルドイーグルを召喚条件無視で特殊召喚できる! すごい! サポートも完璧だ!
「手札に儀式魔法と儀式モンスターが揃っていたのですかー?」
待った! 相手が《魔のデッキ破壊ウイルス》を発動した可能性がある!
「相手が《魔のデッキ破壊ウイルス》を使った時に儀式魔法と儀式モンスターが揃っていたのですかー?」
ああ、あまり変わらないか……。まあつまりそういうことだよ! 召喚条件無視で出したエメラルドイーグルを使ってさらなる儀式召喚! 言ってて嘘だろという気分になる。嘘だろ! 儀式魔法も2枚目が必要になるじゃないか! こう、こう、せめてプレイメーカー様のように儀式サポートのリンクモンスターがほしいな。あ、ちなみにサラマングレイト魔法を手札やフィールドに戻すカードがいくつかあるから、デッキに1枚でも転生儀式できる可能性はあるよ。エメラルドイーグルは2枚要るけど。
「ふむー。入れるだけ入れてすぐ外してみるのですよー」
クビにする前提での採用だ……。じゃあまあ、難しいことは抜きにして次は融合を見てみよう。ユーゴじゃねえ! 融合だ! 《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》! 召喚条件はサラマングレイト+リンクモンスター! おっとこっちも素材が重いぞ!

「ふむー。《転生炎獣ベイルリンクス》がいますからー、それほど重くはなさそーですねー」
まあなにかしらのリンク1でいいと言えばいいんだけど。ただ、攻撃力は高めにしたほうがいい。融合召喚時! ターン終了時まで素材モンスターの攻撃力の平均だけ攻撃力アップ! 元々の攻撃力を参照するので、転生リンク召喚したヒートライオを使う意味は特にない。そして2の効果。元々の攻撃力と攻撃力が違うモンスターとバトルする時、攻撃力が倍になる。おや? そう、このあたりからおかしいことを言っている。
「ははー……。ヒートライオの効果で相手モンスターの攻撃力を変えられますねー」
まあ転生リンク召喚していればだけどね。この効果の都合上、たとえ融合を切り札に据える場合でもヒートライオを転生リンク召喚する意義はある。なにしろ転生リンク召喚した場合、ほぼ確実に墓地には攻撃力500のベイルリンクスがいる。相手モンスターの攻撃力を500にした上でヒートライオを融合素材に回し、ヴァイオレットキマイラの攻撃力を上昇させ、さらに倍化させ……とんでもない1キルモンスターだよ。
「これは楽しそーですねー」
しかもヒートライオにはリンク召喚時に相手の魔法・罠1枚をデッキに戻す効果があり、転生すれば1ターンに2回発動できる。伏せカードを剥がして脳筋攻撃力でドーン、という理想的な流れに繋がるわけだ。これは楽しい。手札誘発がなければ、ヴァイオレットキマイラを出した時点でほぼ勝てると言ってもいいね。そして3の効果。融合素材にヴァイオレットキマイラを使っていた場合、つまり転生融合召喚していた場合、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力を自力で0にする。要するに、リンク召喚を最小限に留め、融合軸のサラマングレイトデッキを組んでも1キルできるというわけだ。3の効果で攻撃力0! 相手モンスターの攻撃力が変化しているので2の効果で自分は攻撃力倍! 1の効果のパワーアップは必ずしているし、まあ8000は消し飛ばせるだろう。《サイバース・クロック・ドラゴン》と言い、サイバース族の融合モンスターは脳筋にならなければいけないんだろうか。融合魔法は《フュージョン・オブ・ファイア》。サラマングレイトカードとしても扱い、基本的には普通の融合。ただし相手のモンスターを融合素材に選べる。まあ、召喚条件のサラマングレイトについてはまず自分で用意するしかないから、使えるのはリンクモンスターだけだね。

「ほほー。使い勝手のいー《超融合》ですねー」
シンプルに強い。普通の《融合》を使ってもいいけど、これはサポートに属する点を見ても素直にテーマカードを使ったほうがいいだろう。大体こんな感じかな。長くなりそうだからここで一度切ろう。出せ! すぐ戻ってくるからぼくをここから出すんだ!
「ふむー。とりあえずデッキは組めそーですしー、解放してあげるのですよー」
後編では魔法・罠を重点的に見ていくよ!

→後編
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 17:32
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せんせーのジャンク・シンクロン
チューナーモンスター・《ジャンク・シンクロン》を召喚!

「ほほー。遊星デッキの話でしょーかー」
レベル2《ソニック・ウォリアー》にレベル3《ジャンク・シンクロン》をチューニング! 集いし星が新たな力を呼び起こす。光差す道となれ! シンクロ召喚! いでよ、《ジャンク・ウォリアー》! ……ハァッ!

「《スピード・ウォリアー》ではないのですねー」
……なにを言っているのかな。《ジャンク・ウォリアー》と言えば《ソニック・ウォリアー》。ずっと遊星が使い続けてきたカードじゃないか。そう、第1話から。
「記憶が書き換えられているのですよー!?」
アレハ遊星ヲズット支エテキタカード……。ということで! ああ長かった! ようやくデュエルリンクスに《ジャンク・シンクロン》が実装だよ! 断言しよう! 最初から実装してよかった! なにも問題はなかった! 運営の馬鹿! いくじなし! でも年内には登場できたし、まあ、まあまあ。しかしぼくはデュエルリンクスで《スピード・ウォリアー》を持っていない。まあ、実際に遊星デッキを組む際にも必須じゃないからいいか……。そこまで濃いファンデッキを組むつもりもない。さて。さてさて。しかし《ジャンク・シンクロン》、どう料理しよう?

「ふつーに《ジャンク・ウォリアー》にすればいーのではー?」
ああ、まあそれか《幻層の守護者アルマデス》かというところだけど。それはあまり問題じゃない。どんなレベル2モンスターと合わせるかということだよ。こっそりかき集めた《不死武士》3枚と合わせて【不死武士】デッキを組んでもいいけど、そうなると《ジャンク・バーサーカー》が力を発揮できない。よし、ここはまず《ジャンク・シンクロン》の特徴について考えてみよう。きみの手札に《ジャンク・シンクロン》を創造! そしてきみの墓地は混沌が渦巻いていて内容が読み取れない! さあ、その《ジャンク・シンクロン》を召喚したまえ!
「よくわかりませんけどー、従ってあげるのですよー。わたしはチューナーモンスター《ジャンク・シンクロン》を召喚するのですよー! モンスター効果発動! 自分の墓地からレベル2以下のモンスターを特殊召喚! ……なにを出しますかねー」
とりあえずハリファイバーの名前は出さないでほしい。まあ、レベル2を蘇生したならレベル5シンクロ? きみの墓地は不確定ゆえに無限の可能性を秘めている。好きなモンスターを蘇生してごらん。
「わたしは《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚! チューニング! 《ジャンク・ウォリアー》! ドッペル・トークン2体を特殊召喚! リンクマーカーにセット! リンク2《トロイメア・フェニックス》! 2体をリンクマーカーにセット! リンク2《灼熱の火霊使いヒータ》! 効果で《灰流うらら》を相手の墓地から特殊召喚! 召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上! リンク3! 《転生炎獣ヒートライオ》!」

……ああ、うん。発売日は明日だね。サラマングレイトも気になるから今度話してみようか。たまにはOCGもいいだろう。……つまり、シンクロを呼び出す気はないと。
「ふむー。デュエルリンクスで《ジャンク・シンクロン》を使うのでしたらー、やはりレベル5シンクロですかねー」
まあそうなるね。少なくとも、レベル4シンクロの実装されていない現状、レベル1を蘇生しても単独でのシンクロは不能。となればレベル2と併用して単独レベル5シンクロできる土台は作ってあげたほうがいいだろう。《ジャンク・バーサーカー》がいるからレベル2を並べやすくするか、もしくはレベル4を特殊召喚するか……。蘇生したレベル2と合わせての《鬼岩城》を狙ったりレベル1を蘇生させて《スターダスト・ドラゴン》に繋げてもいい。《ジャンク・サーバント》の実用度が大きく上がったな。ちなみにスキル込みなら《ジャンク・シンクロン》をデッキに5枚入れられる。ちょっと意味がわからないな。
「強そーに見えて弱いですねー。《ジャンク・シンクロン》を5回も召喚する機会はないですからねー」
エクストラデッキが死んでしまう。まあ、あえての《ジャンク・シンクロン》頼みデッキもないではなさそうだけど。その場合、蘇生すべきレベル2、あるいはレベル1モンスターが気になる。《ワイトキング》を入れ、《隣の芝刈り》を入れ、どれだけ墓地を肥やしても5枚入れた《ジャンク・シンクロン》はさすがに手元に来る! ジャンクワイトで超攻撃力! ……というプランも描けなくはない。描き出せその物語を。きみこそが主人公だろう?
「わたしは主人公ですけどー、《ジャンク・ウォリアー》はあまり好きではありませんかねー。どちらかと言えば好きなのですけどー」
おや、超攻撃力になる可能性を秘めているのに。脳筋キャラはどこへやら。
「ふつーに出しても超攻撃力にはなりませんからねー。最初から超攻撃力になるモンスターなら楽なのですけどー」
ああ! かわいそうに、戦術を練る頭がないものだから……。
「ほほー? でしたらー、せんせーは《ジャンク・ウォリアー》を超攻撃力にできるのですねー?」
ここに遊戯王Wikiがあるじゃろ?
「Wiki禁止令なのですよー」
……え、ええとですね。そう、デュエルリンクスにも実装されている《ものマネ幻想師》……ああ、だめだ。相手の攻撃力頼みはちょっと、イマイチ。なにかないかな……。そう! 《ドッペル・ウォリアー》!
「未実装なのですよー」
なぜだろうね? 悪さ以外のなにもしないのに……。
「悪さをするからでしょーねー」
じゃあ、そうだね。レベル2がベスト。レベル1も組み合わせられなくはないけどレベル2が無難。ぼくは《人喰い虫》をセット! それを相手が攻撃してきたところでモンスターを破壊! 返しのターンに《幻層の守護者アルマデス》をシンクロ! わーお、《ジャンク・ウォリアー》が出なかった。
「やはりWikiのないせんせーはこんなものなのですねー」
それはどうかな!? だったら逆転の発想! 墓地から蘇生したモンスターを素材にするとは限らない! ぼくは《海皇の長槍兵》を蘇生し、《ドッペル・ウォリアー》を手札から……はっ!?
「やはりせんせーには無理だったよーなのですよー」
じゃあ、Wikiはカンニングしていないけど、昔Wikiで手に入れた《星蝕−レベル・クライム−》のコンボでも。
「びみょーですかねー。そもそもですねー、少し攻撃力の高い《ジャンク・ウォリアー》を出しましてもー、ふつーに破壊される可能性があるのですよー。できれば1ターンで、簡単に高攻撃力で出してほしーのですよー」
まあもっともな注文ではあるけど。ドッペルを封じた上でそれを言われると意外とつらい。じゃあこれはどうだ!? ぼくは《俊足なカバ バリキテリウム》を特殊召喚! さあ、無限の宇宙に繋がる混沌なる我の墓地から好きなレベル4モンスターを蘇生するといい。
「わたしは《虹光の宣告者》を特殊召喚ー」
こ……こいつ! 次にぼくが《ジャンク・シンクロン》を召喚するとわかっていて! なんて奴だ! だったらぼくは《ジャンク・シンクロン》を召喚! 効果で《チューニング・サポーター》を特殊召喚!
「その効果を無効にして破壊!」
その《虹光の宣告者》が墓地に帰ったことで効果発動! デッキから儀式モンスター……やめよう! 妄想デュエルでいがみ合うのはやめよう! 不毛すぎる。《ジャンク・シンクロン》の話をしよう。
「せんせーが《ジャンク・シンクロン》を使いたくてもうまく使えないという話ですからー、わたしが付き合ってあげるひつよーはないのですよー」
言ったな! きみだってうまく使えないのは同じだろう! じゃあ相談に乗ってください! 育ててクリボーのUR&SRプレミアム券を1枚余していたんだけど、少しずつキラキラ宝玉獣を集めるプランを中断して、《ジャンク・バーサーカー》のプレミアム加工を手に入れてみようと思う。普通に手に入るのは何年後になるかもわからないからね。ということで、プレミアムな《ジャンク・ウォリアー》と《ジャンク・バーサーカー》を活かせそうで《ジャンク・サーバント》に頼らなくて済むデッキを考えてください。
「ははー。急に腰が低くなりましたねー」
実際どうしたものかと考えているんだよ。手元にある使用可能デッキはいつの間にかフルモンのみ。イベントでアマゾネスLv.30がレギュレーション違反の構築だったりしたけど、すぐ修正されたようだから黙っておこう。王女3枚ベビー2枚急襲2枚……上級過多のフルモンにしれっと《ジャンク・シンクロン》を入れるのは難しくて困っておるのじゃ。
「ふむー。下級モンスター中心にすればいーのではー?」
まあそうなんですけど。そうするとシンクロ以外の火力が足りない。シンクロにすべてを委ねるなり一部の上級だけ残すなり……しかしそもそもフルモンの強みの1つは《モンタージュ・ドラゴン》。上級モンスターを減らすなら、モンタージュを入れるうまみもなくなり、モンスタージュがなくなるならフルモンにこだわる理由もなくなり……するとぼくが組むデッキは一体。白紙の未知の混沌なる未来の可能性だよ。
「ははー。ふつーにシンクロデッキを組めばいーのではー?」
その『普通のシンクロデッキ』では勝てそうにないから困っているんだよ。つまりだね。一言で要点をまとめよう。《ジャンク・シンクロン》で蘇生したいモンスターがいない。これに尽きる。そもそも最初からデッキに入れる意味が薄いモンスターなら、それを一度墓地に送って蘇生してシンクロしてもようやく帳尻合わせが済んだなというだけだよ。できればもっと、こいつを蘇生されたら困るぜー! といったなにかがほしい。
「アクアアクトレスはどーでしょーかー?」
ほう?
「脳筋テーマですしー、《ジャンク・ウォリアー》との相性もいーのですよー」
……そうかな? 攻撃力が倍になるのはバトルフェイズの間だけだし……言うほど良くはないような。
「ではー、《バージェストマ・カナディア》はどーでしょーかー? 攻撃力1200のレベル2モンスターとして蘇生できますからー、《ジャンク・ウォリアー》とあいしょーがよくて《ジャンク・バーサーカー》の素材にも使いやすいのですよー」
おお! それは良いね! Good!を付けてあげよう。ぼくが勝ったけど面白いデュエルだからGood,Good. いまだに汎用性は高いし、あとは使いやすい……だからそこだよ! カナディアはわかった! いいアイディアだありがとう! じゃあ誰を《ジャンク・シンクロン》で蘇生すればいいのかな!?
「せんせーも少しは考えてほしーのですよー」
ごめんなさい! じゃあ考えます。ぴ、ぽ、ぱ……ぷるるるる……《人喰い虫》! しか出ない! どうしてしまったというんだぼく……昔はあんなに《ジャンク・シンクロン》を使っていたじゃないか。合計3つのデッキに3枚ずつ《ジャンク・シンクロン》を入れていたじゃないか……ん? あれ? でも……ああ、そういうことか。ライコウが足りない!
「《トワイライトロード・ファイター ライコウ》のことでしょーかー?」
《ライトロード・ハンター ライコウ》のことです。それだよ! 道理で困るわけだ。あの超汎用ワンちゃんがいないことには《ジャンク・シンクロン》の使い道も微妙。しかし裏を返せば、そこそこ犬っぽいことができる《人喰い虫》は採用候補ということでもある。まずいな……《人喰い虫》を2枚しか持っていない。
「半年後には1枚もいらなくなっているのですよー」
今回のきみはキツいなあ! まあ、その半年後にもライコウはまだ実装されていない可能性すらある。そろそろ出てもいいような……そうでもないような。ライコウが出ると《裁きの龍》が出にくくなる。いや、あのワンショットキルしかねない存在は出ないほうがいいな、ルール改正までは。話が逸れた。レベル2以下の蘇生したいモンスターをチェックしよう! 起動せよデュエルリンクス! ククク……これでレベル2の効果モンスターを絞り込めば一発よ! まあ、ここに来るまでにすでにやっているんだけどね。
「ではすでに結果は知っているのではー?」
なにもなかった……と思う。まあ、2回見ればなにか変わっているかもしれない。きみも見たまえ。ごらん、これがグッピーだよ。
「《悪魔の偵察者》がいますねー」
蘇生して裏守備にできれば強いけど、あいにくデッキ切れ狙いのデッキは使いたくない。ふうん……効果無効の《おとぼけオポッサム》を蘇生して時間切れまで無限に効果発動し続けることができる!
「何の意味もありませんねー」
獣族と合わせる手があるかなと思ったけど、《素早いモモンガ》はいないからね。《おジャマ・ブルー》が輝いて見える……。
「【おジャマ】に入れるのはいーのではー?」
なくはない……か? 要検討だ。具体的にはWikiでおジャマデッキについて確認しながらあとで決めよう。Wikiがないと生きてゆけない。あ、ドンパとリコンもレベル2だね。
「特に組み合わせる意味はありませんねー」
ないなあ。《クロクロークロウ》は蘇生対象としても手札から《ドッペル・ウォリアー》の代わりに出すモンスターとしても優秀。攻撃力900だから《ジャンク・ウォリアー》を3200にしてくれる。あれ? 案外いいのでは?
「《ジャンク・ウォリアー》を出したあとに困りますねー」
むむ……悪くはない、けど、まあランク戦で上がっていくことまで考えると厳しいか。でも闇属性を十分用意できるなら、1枚入れてみるくらいはできそうだ。あとは《ザ・カリキュレーター》もレベル2だね。こいつはいい! 脳筋に全振りするならあるいは……いや、上昇率で考えると種族サポートも多い《ワイトキング》に軍配が上がるか。《サイコ・エース》を蘇生してなにかしらでリリース、うん難しい。……あ! 《寄生虫パラサイド》がレベル2だ。
「ほほー?」
フライング寄生後に用済みとなって墓地へ行った《寄生虫パラサイド》を《ジャンク・シンクロン》の蘇生対象にできる……相手のデッキに潜り込むから自分のドローを阻害しない。半面、逆用されたりそもそも確定ドローさせるには《翡翠の蟲笛》が必要だったりと、全面的に頼るには難しいところもある。スキルがなんでもいい場合はフライング寄生にするくらいで、最初から蘇生対象として考えるのは違うかな。
「つまりデッキには別のレベル2モンスターがひつよーですねー」
《ジャンク・バーサーカー》の素材として割り切るには強い効果だからね。活かしたい。《ソニック・ウォリアー》さんなら持っているからレベル2中心にできるならしたいところ。しかしその場合、《ジャンク・シンクロン》が引けないとどうにもならなくなりそうだ。
「スキルで5枚にできるのではー?」
それはそれでどうにもならなさそうだ。戦術を一本化するのは悪くないけど、《ジャンク・シンクロン》を出してシンクロした程度ですべてを持っていくのは難しいよ。《ジャンク・アーチャー》もない。……おや? 《時の魔術師》がレベル2ではないですか。
「ろくなことを考えていなさそーなのですよー」
まあやめておこう。最初のBOXで手に入れた《ハネハネ》もレベル2。そうだ、《ペンギン・ソルジャー》もレベル2だったね。まあ実装はまだ先になりそうだけどね! レベル2で受けてシンクロで返す。なんだかスターターデッキみたいな単純な構造だ……。
「ランク戦で通用するとは思えませんねー」
もふもふの《森の聖獣 カラントーサ》もレベル2。獣デッキに混ぜるだけなら本当にできそうだけど……やることがレベル5を出すだけでは味気ないな。お、こんなところに《レッカーパンダ》。
「ふむー。フルモン向けカードですねー」
まあフルモンにこだわるのもね。もう少し《星見獣ガリス》とか《星見獣ガリス》とか《星見獣ガリス》が実装されてからでいいかな。そう、3枚くらい。
「先攻1ターンキルが完成しますねー」
ガリスでユベル! 2000ダメージ! ガリスでガリス! 600ダメージ! 2体リリースでベヒーモス! ガリス2枚回収! ガリスでベヒーモス! はい1400! うん実装はないな。お、《ミスティック・ソードマン LV2》がレベル2だ。
「そーでしょーねー」
……《バージェストマ・カナディア》と相性がいい。そしてカナディアは《ジャンク・ウォリアー》と相性がいい。そして《ジャンク・シンクロン》と《ミスティック・ソードマン LV2》は《不死武士》と相性がいい。
「ほほー?」
《不死武士》は魔法罠とならいくらでも共存可能。カナディアは罠の発動を要求している。《不死武士》自体が復活するレベル3素材としてシンクロと相性がいい。
「ふむー。【不死武士】を組む流れですかねー」
しかし欠点もある。戦士族のシンクロはまだ少ない。《ライトニング・ウォリアー》の実装が予告されているものの、ほかは……なるほど。ストラクチャーの《グラヴィティ・ウォリアー》を持っていないのが惜しまれるな。X-セイバーは除外して、ウェインとチェイサーとバーサーカー、それに《ジャンク・ウォリアー》か。《不死武士》を絡めてレベル8に飛ぶこともレベル6に行くこともできない。戦士統一はせずにミスティックとカナディアだけ採用? なくはないけど……繋がりが薄すぎて基本戦術も組み立てられない。相手の手に翻弄されるままカードが減っていきそうだ。着眼点が悪かったとは思わないけど、裏守備しか倒せないモンスターをアリとするのは難しいかな。決して駄目ではないけど、複雑な構成になるわりにはこれという特別な強みもない。《一族の結束》が実装されたら十分考える余地のあるデッキになりそうだ。よし、今回は見送ろう。やはり《ジャンク・シンクロン》の相方がいない……。
「結局組まないのですねー」
《ジャンク・ウォリアー》そのものの利点としては、対ブルーアイズに有効とされるディシジョンガイ召喚エンドを正面から潰せることだね。半面、素の攻撃力では分断1枚で返り討ちに遭うのが心配だ。よく考えるとぼくは《ジャンク・ウォリアー》を1枚しか持っていないし……あああ! なにかできそうだけどなにもできない! こう……こう、もっとなにか、こう、ないものか! そうだ。最近はやりのグッドスタッフリンクでも見て参考にしよう!
「ついに人のレシピに頼り始めたのですよー」
グッドスタッフリンクはつまるところ、モンスターの数さえ稼げればいくらでもリンクモンスターは出せるというその一点に……おや? 《こけコッコ》のないレシピ? いろんな型があるということか。なるほど、わかった。そういうことか。
「リンク召喚デッキとシンクロ召喚デッキは別物だと思うのですよー」
別物ではあるけど、今さらながら大事なことに気づけた。どんなにシンクロに向いたチューナーがいても、シンクロモンスターが弱ければ弱いデッキしか組めない!
「そーですねー」
よく考えれば、もしも現状でトリシューラが実装されていれば話は簡単なんだ。《切れぎみ隊長》を捨てて《THE トリッキー》特殊召喚! 《ジャンク・シンクロン》通常召喚! はいレベル9! 除外除外除外! つまり、確認すべきはなによりもまず先にシンクロモンスター! ということでイントゥザリンクス! 実装済みのシンクロすべてをまず洗い出そう! 難しい話はそれからだ! ……《鬼岩城》は出せるなら出したいな。
「ふつーにレベル9シンクロすれば出せますねー」
ブルーアイズを上回る攻撃力は選択肢としてぜひほしい。5D's実装時のドリームチケットを《THE トリッキー》に回すか? いや、あのBOXは《狡猾な落とし穴》を取るために……いや、うーん。悩むぜ! やっぱり現状では汎用シンクロが少ないな。まあ……ん? もしかして、《ジャンク・バーサーカー》をシンクロすればほぼ最強なのでは? ムーテーキー!
「ふむー。伏せカードを無視しますとー、ほとんどのモンスターを破壊できるモンスターですねー」
そうなる……。ということは、レベル4、あれ? 結局《ジャンク・サーバント》に戻ってしまった。ストラクチャーを無視したから1枚も持っていない。あとで使わなくなるのがわかっていて手を出すのは嫌だ……。しかしバリキテに頼っても相手にモンスターを蘇生される。《レベル・スティーラー》……こんな時きみがいてくれたら。
「絶対に実装されませんねー」
名称ターン1でシンクロ素材以外使用不能にしてしまえばギリギリ許される気はするんだけどね。実際、スティーラーの入ったシンクロデッキは楽しい。たった1つレベルが変わるだけで戦術が激変するという、シンクロの面白さを実感させてくれるいいカードだよ。エラッタされて帰っておいで。それまでは……まあ、なにかしら探ってみよう。事前に考える内容としてはこれが限界かな。あとは実戦で試したり相手のデッキから参考じゃないパクってどうにか使ってみよう。《ジャンク・シンクロン》。遊星は特にお気に入りとは言っていないけど、なんだかんだ言って、チューナー必須の5D'sにおいて、一番活躍したモンスターかもしれないね。《ジャンク・ウォリアー》から《スターダスト・ドラゴン》への橋渡しをしたのもあのモンスターだ。絶対に使いこなしてみせる! ああ……しまった。愛が溢れてOCGでもまた組みたくなってしまったな、遊星デッキ。《ジャンク・スピーダー》が来たら組み直そうそうしよう。……年末の20thアニバーサリーBOXで出てこないかな? ありえる。
「ふむー。デッキは決まらなかったということでしょーかー」
まあね。一応不死武士は試してみるよ。《トラパート》と《ゴヨウ・チェイサー》の相性は悪くないし、持久戦重視にすればそこそこ面白くなりそうな気はする。ああ! そうだ、《底なし落とし穴》でも裏守備モンスターを用意できるのか。思い切って裏守備狩りに特化してしまってもいいかもしれない……《月の書》が来れば楽しくなるぞ! よし! BOXが実装されたらデュエルしよう! ようやくだ……待っていた待っていた待っていた! こんなにも《ジャンク・シンクロン》が好きだったなんて、ぼくは全然気づかなかったよ。いずれ《ジャンク・デストロイヤー》も《ジャンク・アーチャー》も……まあ、一応、《ジャンク・ガードナー》も? 実装されるのかなと考えると、ワクワクが止まらないね。そして《調律》も! 《調律》も! 《調律》も!
「それはとーぶん先ですかねー。強すぎるのですよー」
さりげなく蟲惑魔が実装されているあたり、またLVP枠のカードがリンクスに少しずつ参戦する流れ……もう結構しているな! まあ、極星や炎星やPSYフレームあたりがもしかすると……? それに堕天使か。ふむふむ。ところで、今度のBOXでぼくは気になることがあるんだけどね。
「《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の話ですねー?」
いや、それは全然。ああ《クリボン》すら入らないんだなあとか全然。《サンダー・ユニコーン》がレア枠にいるじゃろ?
「ふむー。はっ! アンドレのカードだったのですよー!」
チームユニコーンはリンクス参戦しないのか、参戦してスキルで補う形になるのか、ジャンだけが代表で出てくるのか、迷宮兄弟のようにまさかの3人で1つのデッキを共有する形なのか。気になる……。
「OCGでは全部まとめたデッキになりますしー、エースは《ライトニング・トライコーン》になりますからねー。ジャンは出そーなのですよー」
アンドレも十分以上に活躍したのに……。なんだったらチームアンドレと言ってもいいくらいがんばったのに……。もう1人でイリアステル倒せそうなくらい圧倒的に強かったのに……。
「シグナー3人と対等に戦っていましたからねー」
あ、さりげなく青眼メタとしてライトゲイザーが実装されるようだよ。《A・O・J ライト・ゲイザー》。昔はライトロードメタ、にならなかったカードかな。いや、なったのかな? ……このWikiによればそこそこの活躍機会はあったとか。なるほど。まあレベル8枠はスターダスト以外なにもなかったし、1枚入れてみよう、か……? 不死武士以外のなにかで。さて……結構とっちらかってしまったけど、このあたりで話を締めようか。ようやくシンクロ召喚が楽しめる! 今でも優秀なチューナーが実装される! 汎用チューナーで、みんなに笑顔を……。みんなはどうでもいいからぼくには笑顔を。シンクロ召喚するぞー!
「わたしも使ってみますかねー。攻撃力1万超えを目指してみるのですよー」
興味がなさそうにしていたのに、意外と……。
「高攻撃力の《ジャンク・ウォリアー》を出してハイスコアを狙うのですよー」
ああ、うん。そういう楽しみかたもあるね。おすすめは《ワイトキング》だよ。《牛頭鬼》や《強化蘇生》を入れたアンデット蘇生タイプならうまく回る。それじゃあ、また次の機会にでも。
「ふむー。また次の機会にー」
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 19:31
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せんせーとわたしのKCカップ2018年11月
キングだからだ!
「ほほー。ジャックの話ですかねー」
この言葉で入ろうと思ってはいたものの、イマイチ。ジャックの報酬カードもイマイチ。まあ、こちらは大体わかっていたことだけどね。アニメ5D'sのジャックデッキはデッキと言うより寄せ集めのなにかだ。しかしピース・ゴーレムなんてもう存在を忘れていたよ。
「《フレア・リゾネーター》はびみょーですねー」
これでも現時点ではなかなか優秀なチューナーだよ。しかし《レッド・リゾネーター》とイメージがかぶっているのがつらい。まあいい。そんなことはいいさ! どうにかこうにかKCカップを突破したよ。1stステージの上位に上がりやすくなった仕様変更の結果、イベント終了間際の土日はカオスなデッキが上位でいくつも絡んでくるカオスな環境となっていた。魔窟!
「ほほー? わたしはブルーアイズですぐに突破しましたからー、よくわかりませんねー」
ぐぬぬ。まあDLV.19から落ちにくくなった分、これはすぐ予選突破するだろうという環境デッキから、環境デッキに余計なものを投入したシチュー入りカレーみたいなものまでが同じフィールドで戦っていたわけだ。ギャップに驚くよ。ちなみにぼくは【フルモンスター】で突破しました。
「ほほー。アマゾネスは使わずに済んだのですねー」
まあ新しいアマゾネスの構築を思いついたりはしたんだけどね。そのままいけたからいってみたよ。ちなみに新しい構築とは《王家の神殿》入り構築ということである。サーチした《アマゾネスの急襲》を即発動して殴れるのが最大の強みだよ。王女召喚→急襲サーチ&セット→神殿発動→急襲発動→バトルフェイズで王女攻撃時、用済みの神殿をコストにアマゾネス特殊召喚、という流れだ。
「ほほー……。《アマゾネスの急襲》は1枚なのですけどー、ほかに相性のいー罠カードはあるのでしょーかー?」
特にないんだ、これが。《バージェストマ・カナディア》は相手の召喚時に使うことが多いし、そもそも空牙団が失速したなら枚数で損をするこれを入れる意義はほぼない。だからまあ、使ってもそこまでのものにはならなかったかもしれないけどね。さて、そんな感じでここに来てみたわけだけど。
「ふむー。そーですねー。今日は特にやることもありませんしー、話を聞いてあげてもいーのですよー」
いや、特に話はないです。
「ふむー?」
KCカップ突破したぜひゃっほう! という報告と、フルモンで突破できるのか!? という驚愕とをぶつけに来たくらいで、ジャックがこれという報酬を持っていないようにこれという話題もないです。しかしKCカップが終わった直後にやってくるジャック……キングになる気はあるのだろうか?
「KCカップのキングと言いますとー、ランキング1位でしょーかー。ジャックでは難しそーですねー」
《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》あたりを平然と使うようになれば余裕でトップを狙えそうだけどね。デュエルとはモンスターだけでは勝てないと言った彼をフルモンで倒すぼく。もうデュエルはフルモンでいいんじゃないかな……。
「はっ! せんせーがフルモン脳になっているのですよー!」
フルモン脳とは一体。いや、KCカップ終了間際になって行われたじゃないか、リトライセールが。
「ありましたねー。わたしはすでにBOXを開封していましたからー、特に関係なかったのですよー」
どうも格安っぽかったから、課金してみました。あのBOXにこのBOXにと課金しました。10パックリトライも20パックリトライもガッツリやりました。大体5000円分くらいは使ったんじゃないかな。さらば微課金。こんにちはそこそこ課金。
「ほほー。リトライはどーだったのでしょーかー?」
うん。まあ、リトライする前のパックですでに目的のものが出たり、リトライしたばかりに当たり1枚が0枚になったり、特に良いことは起きなかったね。シャイン加工のシュラを突き返してなにも得ず、スターダストを突き返して《銀龍の轟咆》を得た。ただ、こうなると、新BOXに手を出しづらくなるな。まあ、確実に今必要だというものはジェムを突っ込んで、いつかは確実に要るだろうというものに関してはリトライ待ちでもいいんじゃないかと、課金を前提にしたスタンスを組むきっかけにはなった。ついに運営の罠に落ちたか……。
「ほほー。こちら側へよーこそなのですよー」
そしてジェムを節約し続けた結果、ついにカンストまで辿り着きました。キャラのレベルアップもほぼなく、というかもう名もなきデュエリストは放置状態だよ。つまりそろそろ新BOXが来ても平気だ。いきなりローズ・ドラゴン系がわらわらと現れたりはしないだろうけど、《ブラック・ローズ・ドラゴン》を逃すことはない。……そういえば、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》はBOXに入ってもいいんだろうか?
「入るのではないでしょーかー。OCGで禁止になったのは10期のことですしー、いきなり禁止されたりはしないと思うのですよー」
まあ、フィールド魔法とデストルドーの罪であってウナギ様自体は別に強くないからね。サーチ先が強くて強くなったということで、次は《パワー・ツール・ドラゴン》じゃないかと思っているんだけど……《リビング・フォッシル》を確定サーチではイマイチか。それにしても、リンクス環境も落ち着いたものだ。時々後攻1キルが飛んでくる以外は平穏……つまり、嵐はこれからだ。
「なぜ嵐が起きると決めつけるのでしょーかー」
さて、それじゃあ恒例の予想タイムに行こうか。きみは今度のレギュレーション変更でなにが規制されると思うかな? スキル変更も予想があればどうぞ。
「絶対に恒例ではないのですけどー、考えてみるのですよー」
考えろ……それ以外貴様にできることはないのだからなァ!
「キャラが行方不明ですねー」
さて、ぼくも考えよう。ちなみにこれを見てくれないかな。こちら《人喰い虫》になります。

「ふむー。どーしたのですかー?」
あちらのお客様からです。
「食べないのですよー!?」
飲み物の線も考えてほしい……貴様には考えることしかできんのだからなァ!
「よくわからないキャラですねー。そーですねー。マーキング・カードは修正されそーなのですよー」
その心は。
「ブラック・マジシャン使いのパンドラをイメージしたスキルですけどー、対立関係のブルーアイズデッキで使われていましたからねー。パンドラのイメージが壊れたのですよー」
わからんでもない。あと、マーキングのために切り刻まれているのは《コスモブレイン》だけど、それでも社長の怒りを買いそうな気が一瞬する。そもそも自分以外が……百歩譲って王様、遊戯、モクバは良しとしても、それ以外のデュエリストがブルーアイズを使えるリンクス世界を、社長はなぜ開放したのだろう? 裏にある設定も微妙に気になる……。闇遊戯は本当に闇遊戯なのか? とかね。
「5D'sのデュエリストも参戦しましたからー、すでにふつーの電脳世界ではないのですよー」
電脳世界モノは大体普通じゃない電脳世界が舞台になるからね。さて、ぼくも予想しよう。……《狡猾な落とし穴》がすでに規制済みだし、パックのスーパーレアである《マスク・チェンジ》はそろそろLIMIT2あたりに行きそうだ。さすがにウルトラの《M・HERO 闇鬼》は規制しづらかろう。マスクチェンジが2枚になるだけで、ディバインと併用できないわ削り切れないわと大幅弱体化は免れないだろう。手札が良ければ1キルできるくらいのことは今やフルモンですら行えるし、安定性が下がるだけで十分な規制じゃないかな。
「ふむー。いつまでもパックのウルトラレアが規制されないとは限らないと思うのですけどー」
まあ、マスクチェンジから規制して、それでも駄目ならなにかあるだろうけど。しかしマスクチェンジ2枚になれば、《マスク・チャージ》を入れない限りは実質闇鬼も2枚までだ。半年以上に渡る上位常連も、そろそろ終わっていいだろう。そして普通に変身遊びしたいだけのデュエリストに救いを! ほかのマスクドヒーローの実装はまだかな。
「まだまだ先だと思うのですよー」
スキルについては特に浮かばないな……。『粉砕!』を使ったヴァジュランダ1キルが理不尽に感じるものの、これはもうどうしようもない気がする。《デビル・フランケン》を禁止に突っ込んで、対人戦での初期ライフを引き上げるくらいしか浮かばない。まあ、結局は単騎攻撃による1キルだし……強いて言えば、《エフェクト・ヴェーラー》を実装すれば解決するんじゃないでしょうか。
「ふむー。《エフェクト・ヴェーラー》は強いですからねー。まだ先になると思うのですよー」
いや、チューナーという一点を除けば空牙団が流行った時点で実装されていても不思議はなかったくらいだよ。なにかと抑止力になるし、さらっと青き眼関連とシナジーがあるし、これはもう実装するしか……。
「これいじょーブルーアイズを強化するのはまずいのですよー」
いや、そこはマーキング・カードをブラマジ専用にしつつライフが減ればドローセンスブラマジできるとか、そういう変更を加えれば……。実際、今でもブルーアイズは初手ターンエンドを時々見せるデッキだからね。強いというより、展開されたあとで巻き返しにくいだけだよ。
「それが強いということなのではー?」
シンクロデッキもほぼドラグニティ以外暴れていないし、環境は比較的穏やか。ここでシンクロを爆発させないコナミではない! 次のKC環境はシンクロしつつ罠を伏せられるデッキが1位を取ると予想します。
「気が早すぎるのですよー」
しかし、どうしようもないことではあるけど……レギュレーション変更後に現れた新しい環境トップデッキが《エネミーコントローラー》を自由に使えるというこの点はどうにかならないものだろうか。《月の書》がない現状では《エネミーコントローラー》はまだまだ強い。ちなみに《月の書》が実装されると、サイコショッカーで罠を封じてどーん! という1ショット戦法が崩壊します。そしてぼくのデッキにはショッカーが2枚入っている。この意味がわかるね?
「《月の書》が出ればせんせーは勝てなくなるのですねー?」
そうなった時が怖いな。しかし一方で、徐々に加速するシンクロへの抑止力になるのも確か。歯止めをかけなければならない新たな1キルデッキが現れた時、《月の書》はお主の前に姿を現すだろう……メインBOXのウルトラレアとして。
「使いやすいカードですからねー」
スピードルールという1キルゲームが2年も続いているのが不思議でならない。まあ、ただの雑談になっているけど……じゃあ、ちょっとフルモンの話でもしてみるかな。
「ふむー。《モンタージュ・ドラゴン》の入ったデッキなのですねー?」
いや、まあ入ってはいるけど。それはオマケというか。《エネミーコントローラー》のないデッキ相手にはショッカーと並べてそのまま勝てるけど、入っているデッキにはね……。ショッカーの召喚時に相手に発動タイミングが発生していると、あ、エネコンだ、モンタージュ出せない、となるんだよ。逆に言えば、ショッカーが最悪の展開を防いでくれているということでもある。ちなみに下級モンスターの中で重要なのはこちらの3枚になります。

《異次元の戦士》、《スノーマンイーター》、《人喰い虫》。ぼくをKCカップで支え続けてくれたモンスターたちだ!
「ほほー……。びみょーですねー」
お気づきだろうか。フルモンということは、つまり当然、あらゆる除去をモンスターでこなさなければならない。しかし今回のKCカップは環境デッキ以外とも多くデュエルする環境……つまり、様々なデッキに対し、サイドチェンジ不能の中で適切な除去を繰り出さないといけない!
「なにが言いたいのでしょーかー?」
きみはユベル第2形態、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》をどう攻略しているかな? さすがにまるで会ったことがないというわけでもないだろう。
「そーですねー。《スターダスト・ドラゴン》を出せばとりあえず倒せますしー、《エネミーコントローラー》で奪ってリリースしてもいーのですよー。強いモンスターですけどー、倒せないほどではありませんねー」
なるほど、《スターダスト・ドラゴン》……。だが! ぼくの組んだフルモンにはチューナーはいない! まずシンクロ召喚なんて無理でした。
「ほほー? 《アンノウン・シンクロン》は使いやすいのですよー?」
レベル7をほいほい出せるデッキなら入れたかもしれないけど、相手待ちの《カオスハンター》よりも自分から動ける《THE トリッキー》を選びました。そしてリッターことユベル第2形態を倒すには、裏守備で出す必要のある《人喰い虫》では無力。わざわざ殴ってくれないからね。ということで、ぼくは1枚しかない《異次元の戦士》にすべてを託した。ユベルとマッチングした時点で、ぼくのそのデュエルでの勝ち筋は2つだ。
1.第2形態に《異次元の戦士》を突っ込ませ、ユベルの進化サイクルを潰す
2.モタモタしている間に殴り殺す
どちらも成功しなければ、最終手段として、相手が炎王系で圧縮するのを利用して、耐えて耐えて耐えた甲斐あった! デッキ切れ勝利! も狙えなくはない。1回だけ成功したよ。
「ははー……。かなり倒しにくいのですねー」
非常に相性が悪い。ユベル対策のためだけに《異次元の戦士》を入れていると断言できるくらいだ。そうでなければ《D.D.アサイラント》を増やしているところだからね。
「ふむー。そこまでしてフルモンデッキにする意味はないのではー?」
まあ、正直、ないです。モンタージュ1キルデッキからの流れで、なんだか手持ちで綺麗にまとまったからいいかなとね。環境デッキを完成させられなかったのも大きい。ちなみにデッキの中でのMVPは決められないけど、初手で出したいランキング1位は《人喰い虫》さんだ。なんと守備力1900の《スノーマンイーター》を抑えての勝利! 勝因はなんだと思いますか?
『はい。わたくしを応援してくださったファンの皆様、そして相手が裏守備エンドした時に選択肢を失うスノーマンイーターさんの効果のおかげだと思っております』
なるほどぉ! 裏守備モンスターを破壊できない、防御一辺倒の効果には負けないぞということですね?
『おとといきやがれですわ』
ありがとうございました! どうぞデッキにお戻りください!
「……何なのでしょーかー?」
人喰い虫選手の勝利インタビューです。《スノーマンイーター》は下級モンスターに殴られても崩れない鉄壁の雪だるま! しかし、こちらの守備エンドに対して相手も守備エンドを選んできた場合、次のターンでの攻めに貢献しない。剣闘獣すべてを叩き潰しつつショッカーのリリースに使える優位点もあるんだけど、相手のデッキが不明なうちは、攻めてきても守ってきても次のターンに繋がる《人喰い虫》に軍配が上がる。防御に徹したデッキも、いまだ散見されるからね。効果範囲が広いに越したことはない。
「ふむー。いつの間にかフルモンデッキの解説をされていますけどー、わたしはフルモンを組む気はないのですよー?」
まあ、聞くだけ聞いてみなさい。ちなみにフルモンに目覚めたぼくにはこんなプランもあります。きみの空っぽの手に3枚のカードを召喚! 《黒薔薇の魔女》! 《俊足なカバ バリキテリウム》! 《ダーク・シムルグ》! さあ、ここからなにをする!?
「ほほー? ふむー。《黒薔薇の魔女》を召喚しましてー、効果を使いましてー、《俊足なカバ バリキテリウム》を特殊召喚しましてー、レベル8をシンクロして《ダーク・シムルグ》を特殊召喚するのですよー」
そう! この伏せ環境を叩き潰す最良の手、それは伏せる機会すら与えないこと! もっと色々できそうだけど、まあこれでも十分。そういえば、オートAIにKCカップ用のフルモンをそのまま与えたところ、なぜか使いこなしている。先攻1ターン目で《モンタージュ・ドラゴン》を出したりするんだけど、いつの間にかルーチンに変更が加えられたのかな? 先攻で展開してくれるのはただただありがたい。ぼくが気付かなかったキルルートを発見して今日もAIに勝ったり負けたりしているよ。
「負けているのですねー」
ジェムナイトはちょっと無理です。あのワンキル力はね。ということで、どうにかフルモンで予選突破したよという話だった。リンクスでフルモンと言えば森羅かヘイズのイメージだけど、なかなかどうして、寄せ集めでもなんとかなる。まあ、ランク戦で言えばプラチナ以上レジェンド未満な気はするけども。
「スキルはなんだったのでしょーかー?」
ラスト・ギャンブル。自分のターンを3回迎えるためにも裏守備除去要員は欠かせません。環境を取っているのがブルーアイズでなければ、より高い攻撃力で威圧するプランも考えられたんだけどね。さすがにブルーアイズ相手は直接除去したほうが早いという判断に至った。伏せカードを掻い潜りながら攻撃力3000を殴るプランは描きにくい。ん? そういえば、ここに実際にブルーアイズデッキを使っているデュエリストが……。
「ほほー? デュエルする気でしょーかー?」
やらねばなるまい。なんだかんだ言って、ガチのマーキングブルーアイズには勝率3割も行っていない気がする。いや、行っているか? でも回しかたを考えると……まあいい! それじゃあ決着をつけよう! なにかの!
「特に何の因縁もないのですよー」
知らないデュエリストに破壊耐性付き《蒼眼の銀龍》で《スノーマンイーター》を殴られた恨み!
「完全にとばっちりなのですよー!」
戦いの電脳に集いしデュエリストたちが! フルモンスターとともに地属性の、虫を伏せ! フィールの無い世界を駆け巡る! 見よ、これぞデュエルの最長進化系! フルモンデュエル!
「ではー、ルームを作っておくのですよー」
…………待った。
「なんでしょーかー?」
ルームとはどんな効果だ? いつ発動する?
「せんせーとフレンド登録したほーが早そーですねー」
ルーム機能の必要性が本気でわからないぼくだよ。
「仲の良い人で集まるのに便利ですかねー」
ますますわからなくなった。
「さすがせんせーだと言っておくのですよー」
馬鹿にしたな! 許さん! デュエルだ!
「せんせーは《人喰い虫》を使うよーですからー、《スターダスト・ドラゴン》を出せば止まりますかねー」
死んだー!
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 18:04
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せんせーとわたしの1分で勝てるデュエルリンクス
ワンターン・キル……。
「ふむー。少し待ってほしーのですよー。まだ対戦中なのですよー」
ならばその対戦、ぼくが引き継ごう! デュエルの状況はどんな感じかな!?
「こちらが【ブルーアイズ】で相手が【魔導】ですねー。今《セフェルの魔導書》の処理中なのですよー」
どれどれ……まだ後攻1ターン目か。ゲーテサーチまで長いな。ならば待っている間、ぼくともデュエルしよう! リンクスとOCGの並行デュエル! これぞ真のデュエリスト!
「時間切れとルール違反でどちらも負けますかねー」
実際のOCGデュエルは最近1ターンが長いから、待っている間にリンクスをプレイするのも悪くない話だよ。さあ、大会でやってこよう!
「絶対にジャッジキルなのですよー! ふむー。《狡猾な落とし穴》ですかー。ほほー。なんとかなったのですよー」
《狡猾な落とし穴》を受けてなんとかなったのか……。状況がよく飲み込めないけど、ならばデュエルだ! 妄想リンクスデュエルということで、きみは手持ちデッキで適当に妄想手札を使っていいよ。ぼくの先攻! ターンエンド!
「ほほー。ではー、わたしのターン。《コスモブレイン》と《青眼の白龍》を出して《青眼の白龍》で攻撃するのですよー」
手順を完全に省略した! いいだろう! ライフで受ける!
「《コスモブレイン》でダイレクトアタックー」
ぐわあああ! ぼくの負けだー!
「…………? せんせーがなにかをする話だったのではないのでしょーかー?」
くっ……後攻1キルされたらどうしようもないな! ぼくの手札を見たまえ! 《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》! 《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》! 《ゲート・ガーディアン》! 《コイツ》! これでどうやって戦えと言うんだ!
「ははー。なぜ妄想手札が悪いのでしょーかー?」
それはこれさ……ぼくは禁断のダブルスキルを発動!
「はっ!?」
スキル『根性』! このターン1度だけ、ぼくはライフが0になる戦闘ダメージをライフ1で耐える! 耐えたぞォォォ! さらにぼくのターン! スキル発動! 『ドローセンス:地』! 自分のライフが合計1500以上失われるたびに、自分のドローフェイズで発動できる! このターンぼくが通常ドローで引くカードは、必ず地属性モンスターになる! シャイニング・ドロー! 《モンタージュ・ドラゴン》!
「はっ!? 明らかにインチキなのですよー!」
甘い! これはぼくの提案した妄想デュエル! 実はスキルを2つ使えたのさとか後付けすることが可能! オラオラオラァ! 《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》と《ゲート・ガーディアン》と《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を墓地に送り、レベル12+11+10=33! 攻撃力9900の《モンタージュ・ドラゴン》を特殊召喚! 消え去れ! 《青眼の白龍》に攻撃ー!
「スキル発動! 根性なのですよー!」
させない! スキル発動! アンチスキル! 消え去れライフポイントォォォ!
「ありえないのですよー! 3つ目のスキルが飛んできたのですよー!」
スキル発動! チートスキル! ぼくは自分の発言を無効にして、すべてのスキルをデュエル中に好きなだけ使うことができる! ストーム・アクセス!
「意味がわからないのですよー!」
ということで、超過ダメージ6900できみの負けだ。わかったかな?
「せんせーがひきょーだということはよくわかったのですよー」
じゃあ仕方ない。スキル発動。ジャッジキル。デュエル中の不正行為を発見した場合、その結果を書き換えることができる。ぼくの負けにしてあげよう。
「全然嬉しくありませんねー」
これが《モンタージュ・ドラゴン》の力だ。いや、なに。デュエルリンクスをプレイしていて、最近ぼくは思ったことがあってね。
「何でしょーかー?」
『え? BFが旋風3枚で実装されたのに環境取れないの? え? BFなのに?』
「ははー。びみょーにカードが足りませんからねー。《BF−アーマード・ウィング》があればトップになれたかもしれませんねー」
それはつくづく思うよ。まあそれは置いておいて、最近思うんだ。『デュエルって面倒』。毎日デュエルリンクスをプレイしていると、ノルマとしてのデュエルに飽き飽きしてくることがある。特に、一人でタッグフォース感覚で気楽にプレイしたい人にとっては対人戦のノルマは面倒なものだろう。ぼくも時々その人になるんだ。
「ははー。ジェムがほしくないのでしょーかー?」
なんとか新BOXを我慢したら7000近く貯まりました。KCカップ終了時には8000かそれ以上になっているんじゃないかな。ということで、デュエルはしないといけないけどパッパと終わらせたい、そんな時に役立つカード《モンタージュ・ドラゴン》だよ。

「ほほー?」
アローヘッド確認! 構築条件はカード20枚以上30枚以下! ぼくは《モンタージュ・ドラゴン》1枚ととにかくレベルの高いモンスターをデッキケースにセット! 使わないアローヘッドをその辺に捨てておいて、デッキ完成! スキル『ドローセンス:地』は必須だ! 持っていないキャラで使いたいなら諦めよう!
「ふむー。なるほどー。相手の攻撃を耐えましてー、ドローセンスで引いた《モンタージュ・ドラゴン》で1キルするのですねー?」
その通り。ということでデッキに他の地属性を入れてはならない。このデッキはとにかくシンプルなのが強みでね。シンプルゆえにモンタージュ以外のすべての手札が死んでいて、ドローセンスが使えなければほぼ負け確定だ。しかしするべきことがたったの3つしかないから、脳みそが死んでいても問題なく回せる。
1.スキル発動!
2.モンタージュ特殊召喚!
3.攻撃!
これ以外なにもしなくていい。デュエルはしたいし勝ちたいけど、わたしにもデュエル始められるかな? という初心者にも安心だ。唯一の問題は、イベント入手キャラの牛尾さんが必須になることだけだね。さあ! オートで回せないデュエルは全部これで消化しよう! 対人戦もイベントキャラもあっさり消化できるぞ!
「ははー……。せんせー?」
なんだね。
「せんせーはインチキしなければわたしに1キルされていたのですけどー」
ああ、うん。まあそれ込みのデッキというか。最近は輝きたい三沢くんLv.40という、厄介な手合いも増えてきたしね。ごちゃごちゃサイバー・ダークを回しても結局負けることが多くてね。
「ほほー」
ということでこれだ。さすがにオート用デッキには使っていないけど、《モンタージュ・ドラゴン》が3枚使えるようになったり《トラゴエディア》や《冥府の使者ゴーズ》が実装されたらアリかもしれない。とにかく! とにかく早くデュエルが終わる! 勝つためにあれこれ手順を踏んだりコンボを決める必要はない! 《モンタージュ・ドラゴン》を引く! 《モンタージュ・ドラゴン》を出す! 《モンタージュ・ドラゴン》で殴る! はい終わり! レジェンドデュエリストは除去をあまり使わないから、実際周回プレイにも向いていると思うよ。
「ほほー。確かに早く周回できるのは便利そーですねー」
まあ先攻を取られたら負けを覚悟する必要があるけどね。一度相手に殴られないとドローセンスが機能しない都合上、相手の先攻1ターン、自分のターン、相手のターン、の間にできることがなにもない。まず4000削り切られるだろう。とはいえ、どうかな。ちょっとした発明だろうとどや顔するためにここに来たんだ。
「ははー。いーのではないでしょーかー」
ええんちゃう? ということだね。ヤッター! 対人戦が面倒な人、でもKCカップやウィークリー報酬は欲しい人の味方、《モンタージュ・ドラゴン》! ちなみにオート周回デッキにも組み込んでみました。
「オートではドローセンスが使えないのではー?」
まあね。だからそれは別デッキをだよ。いや、まさか、AIを手なずけるのにこんな簡単な方法があったなんて……。《グレイブ・スクワーマー》と《スノーマンイーター》を3積みした【フルモンスター】を組んでごらん。驚くほど奇行がなくなるよ。魔法や罠なんてAIには要らなかったんだね。
「ブルーアイズデッキもそこそこ回してくれますかねー」
でも先攻1ターンではあまり展開しなかったり……ということがないかな。
「ありますかねー」
そこで、素直に先攻は裏守備エンドでいいよと守備用のモンスターを入れてあげるのさ。ちなみに《人喰い虫》は入れていない。性能的には《グレイブ・スクワーマー》や《スノーマンイーター》のほうがいいし、20枚デッキに6枚もあれば大体十分だからね。
「《モンタージュ・ドラゴン》を引くまで耐えるということでしょーかー?」
それでもいいんだけど、U.A.のようにバトル中にライトニングするデッキもあるからね。《ヴェルズ・オランタ》や《人造人間−サイコ・ショッカー》&《人造人間−サイコ・ジャッカー》を入れてみて、ほどよく対応力を上げてみた。いいかい? 大事なことを教えておこう。
「これまでの話は大切ではなかったのですねー」
キキナガシ風鳥。モンスターを延々除去し続けていけば、最後にモンスターが残るのは【フルモンスター】だけだ。まあシャイニング三沢くんLv.40くらいになれば、モンスター切れする前にデュエルを終わらせられるだろうけども。それ以外の有象無象など、無尽蔵には存在しないモンスターが存在することを前提にデュエルを挑んでくる者ばかり。蹴散らしてやりなさい。そして戦術を壊してやるのだ。フハハハハ!
「【ブルーアイズ】もそこそこ展開力があるのですけどー、【ブルーアイズ】では駄目なのでしょーかー?」
まあいいと言えばいいけども。ぼくはそのデッキを持っていない。いずれ来るメインBOXのためにずっと我慢。そういえば次のミニBOXは龍可BOXでは? と予想していたけど、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と《クリボン》以外にこれというカードがない気がする。光属性や天使族や《光の精霊 ディアーナ》でごまかすということだろうか。それとも諦めてアキBOX……いや、やっぱり早いか? 《ジャンク・シンクロン》が実装されるならメインBOXだろうと考えると、ここから先、どんな順番になるんだろうとね。
「そーですねー。ミニ龍可、メインアキ、でいーのではー?」
……? 遊星BOXは? ミニ遊星はちょっと難しいよ?
「遊星BOXはスターダスト・アクセラレーションがあるのですよー?」
えっ、あっ、えっ。いやいや、スターダスト以外にろくに収録していないのに……絶対になにかあるさ。遊星BOXと言えるだけのなにかが。セイヴァーも出ていない!
「ふむー。わたしにはどーでもいー話ですねー。どーせ、出たBOXは全部回収するのですよー」
ぐぬぬ。ならば話を戻そう! いやモンタージュの話はもうない。さすがにない。まあいいか。話を引き伸ばす必要もないし、それじゃあここまで。ところでKCカップでDLV.11あたりを上がるのにも軽くつまずくんだけど、ぼくはDLV.MAXになれるんだろうか?
「ははー。使っているデッキにもよりますかねー」
【モンタージュ入りフルモン】……。
「……運があればなんとかなるのですよー」
いや! いや! だって! カードトレーダーの更新が実質なかったじゃないか! こう! こう、なにかあれば!
「【アマゾネス】のほーが勝てるのではー?」
もうアマゾネスは飽きました。デュエル・カーニバルイベントで何回回したと思う? 先月のぼくのランク戦勝利数は184回だ。
「ははー。ではー、【D-HERO】でもいーのではー?」
勝てなくなったらそうしてもいいかな。《M・HERO 闇鬼》が2枚のハッタリエクストラ5枚で。しかしまあ、KCカップ中も『Good!』が送られてくるとほっとするね。ほっとするデュエルがしたい。なにをしてもぼくが勝つ、ほっとするデュエルが。
「それはデュエルではありませんねー」
『安心は安全な場所に生えてくる。 ――せんせー』じゃあまたお互い、命があれば次の機会に。
「ふつーにありますかねー」
牛尾さんのレベル解放が楽しみでならねぇぜ……。イーッヒッヒッヒ!
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 14:06
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せんせーとわたしの舞い上がりんくす(1)
うんえええいい! すきぃぃぃい!
「ほほー。今日は絶叫系のせんせーでしたかー」
一言目にこれだよ。もっと驚くなりなんなりしてほしいね。
「せんせーの一言目があれですからねー」
さて。デュエルリンクスの最新メインBOXでヤバいものとヤバいものが投下されてしまうね。おそらくはシンクロ実装しても全然シンクロが環境を取れていない、というかシンクロを取り入れた青眼だけがシンクロを楽しんでいる状況を見ての実装だろう。元々1BOXにつきキャラクター一人を強化する方針はあったんだろうけど、このタイミングでのBF……少し早すぎないかな。
「《黒い旋風》は強いですねー」
それだ。いいのかな、《黒い旋風》を3枚積めてしまって。《M・HERO 闇鬼》が規制されない現状を見るに、運営はメインBOXのウルトラレアという一番集めにくいカードを集めたプレイヤーへの配慮はすべしと思っているはずだ、現状では。しかし《黒い旋風》はそのウルトラレア枠。いっそレア枠に置いてしまえば規制も楽なのにね。
「一番強いカードですからー、一番高い価値になるのはとーぜんなのですよー」
まあ《黒い旋風》の強さは単純にアドバンテージが取れるところに集約される。《M・HERO 闇鬼》の後攻1キル性能とは違って、全体の底上げができれば取り返せる部分でもあるけど……さて。どうしようかな。ディフォーマーのためにミニBOX1箱分だけ開封して正気に返った身としては、魅力的だけど、このBOX開けるべきか? という疑問がある。
「なぜでしょーかー? 《黒い旋風》はふつーに強いでしょー?」

【BF】をリアルで組んでいたことこそあるけど、ぼく自身、それほどBFが好きなわけではない。まあ、当初からコスプレ鳥獣ごっことガチの鳥を混在させていたカオスっぷりは大好きだけどね。しかし、よく考えてみてくれたまえ。1.強いデッキを求めない、2.BFとドラグニティに強い執着はない。この前提で考えて、さて、次のメインBOXには手を出すべきだろうか?
「ふむー。少し確認してくるのですよー。……そーですねー。《調和の宝札》はふつーに強いのではー? これは色々なデッキで使えるのですよー」
まあドローソースの安易な実装が悲劇を生むことは1月に思い知ったじゃないかとか言いたいことはあるけど、強いのは強い。でも果たして使い物になるかな? ドラグニティにもブルーアイズにも組みたくなる理由を見出せないなら、特に持っていなくても困らないカードじゃないかな。
「そー言われますと、そーですかねー。せんせーは微課金で続けるつもりですからー、汎用性の高いカード以外はほしくないということでしょーかー?」
いや、まあ、D-HEROが半年以上環境トップの一角になっているところを見て、強いBFに積極的に手を出していこうかなあとか、思わなくもないんだ。《調和の宝札》は別にいらないけど。しかし、このぼくを動かすというのなら、《サイクロン》の1枚でも用意すべきだったね。あの汎用性にならさすがのぼくも動かざるを得ない。
「運営は別にせんせーと駆け引きしているわけではないのですけどー」
強いて汎用強力カードを挙げるなら《魔導戦士 ブレイカー》かな。これは今のOCGでも使い道を見出せる場合がある超強力カードだ。さすがに必須とは程遠いとは言え。《ツインツイスター》あたりに押しのけられるとは言え。……しかし、ドラグニティをこれだけ出してくるのも予想外ではあった。まさか《ドラグニティ−ドゥクス》に《ドラグニティ−ファランクス》に《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》まで出してくるとは……。
「これでレベル8シンクロが簡単にできるよーになりますねー」
本当にね。ハーフデッキで《調和の宝札》もあるんだから、本当の本当に簡単に出るよ。ドラグニティはドゥクスデッキでもある。とりあえず伏せ除去とドラグニティと《調和の宝札》を突っ込んで、シンクロにそれ以外を任せれば、安定性は知らないけどすさまじい爆発力のデッキにはなるんじゃないかな。しかしそれだけにね、まだまだこれ以上があるような気がするんだよ。鳥獣強化パックであるこれをあえてスルーして、汎用性の高い《エフェクト・ヴェーラー》や《サイクロン》や《冥府の使者ゴーズ》が来ることを見越して、さらに次のメインBOXまでジェムを貯め込む。そういう姿勢も大切なんじゃないかと思うよ。
「特にBFの話にはなっていませんねー」
じゃあ、その魅力的ではあるリンクス版BFの動きでも考えてみよう。デッキ構築ターイム! 構築条件は20枚以上30枚以下! 《BF−蒼炎のシュラ》3、《BF−黒槍のブラスト》3、《BF−砂塵のハルマッタン》3、…………ん? あ! レベル7帯がないぞ! 《BF−そよ風のブリーズ》は実装されるのに《BF−アーマード・ウィング》がない! 戦闘耐性を警戒するのはわかるが、これでは出せるシンクロがない! ええ……? スキル効果で追加される《BF−極北のブリザード》2枚があるとはいえ、ちょっとこれは……チューナーをどうすればいいんだ? 《ゴッドバードアタック》があれば、ああ、そうすれば1年は環境を独占できるから仕方ないんだけど……。

「ひつよーなカードがないのですかねー?」
うん……実装されるBFシンクロが《BF−アームズ・ウィング》と《BF−孤高のシルバー・ウィンド》のみ。これは別に問題ないんだけど、素直にデッキを組むと偶数レベルが出しにくい。こうかな? 《黒い旋風》を発動! 《BF−蒼炎のシュラ》か《BF−黒槍のブラスト》を通常召喚! 効果で《BF−そよ風のブリーズ》をサーチ! 特殊召喚! さらに《BF−砂塵のハルマッタン》を特殊召喚! ハルマッタン効果でブリーズのレベルを得てレベル5! レベル5ハルマッタンにレベル3……あああ! シルバーウィンドの召喚条件はBFチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上! 出せない! 考えたな運営! 意外と自由度が低いぞこのBF! ブリーズはBF以外のシンクロには使えない。となると……? 無理だな!

「ふむー。展開ルートが作れないのですかねー?」
《BF−そよ風のブリーズ》はカード効果で手札に加われば特殊召喚できる。これはいいんだけど、場にBF1体のみという条件を要求する《BF−白夜のグラディウス》との相性がすこぶる悪い。《黒い旋風》→召喚の流れでブリーズを出せば、どうしてもBF2体になってしまうからね。レベル3+3でシンクロできそうに見えてシンクロできない……。
「基本の展開ルートも作れないのでしょーかー?」
メイン2にシンクロができないし、カルートもいないからシュラの効果もろくに活かせない。まあ汎用1キルカードと化している《エネミーコントローラー》の弾が用意できるから、環境上位には入れるだろうけど……。どうかな。シンクロテーマとしてはイマイチだ。とにかくアドバンテージを稼ぐ下級ビートデッキという感じになるかな。ただ、それでも十分厄介ではあるから、1ターン待ってからの展開自体はできそうだ。たとえば初手旋風+召喚でブリザードサーチエンド、次のターンにブリザードを出してレベル6シンクロの準備を整え、さらにレベル2ハルマッタンも出したのでシルバーウィンド、と。ブリザードから旋風でハルマッタンをサーチできるから、結果的に旋風+シュラかブラスト+自分ターン2回でシルバーウィンドの除去効果が使えることになる。守備力2800未満を2体倒せ、隠された効果で相手ターンに1度戦闘破壊されない。まあ、これでも悪くないと言えば悪くない。BFだということを考えれば、それだけ!? という感じではあるけども。
「ほほー。びみょーですけどー、ブルーアイズには効きそーですねー」
現状のブルーアイズは強さと速さと2体か3体モンスターを並べられる数の多さがメリットだったかな。シルバーウィンドは良いキラーカードになりそうだ。さて。こうなると今のところ、BFを求める理由がないな。レベル1のクロウにできたての旋風3枚BFデッキを持たせてランク戦を勝ち上がるのも楽しそうだと思ったんだけどね。
「ほほー? 旋風を3枚も集められるのですかー? ジェムを使ってしまったのではー?」
侮ってはいけない。あれからおよそ3週間、すでに4000ジェム前後は貯まっているよ。まあ、キャラのレベルアップ報酬で手に入れたものが1000やそれ以上含まれているけどね。
「課金に近づきそーですねー。まだキャラクターのレベルアップジェムは残っているのでしょーかー?」
そこそこまあまあ。レベルアップカードだけを優先して取りに行っているから、欲しいカードを持っていないキャラはほぼ放置状態だ。まあ、《黒い旋風》3枚のためにそれを使い切るかと言うと……微妙なところだ。ランク戦でガンガン勝っていけるデッキを持っていることは、結果的に多くのジェムを得ることに繋がるからね。それに、今スルーしてもいずれ回収することになりそうなBOXではある。
「魅力がないと言っていたのはせんせーなのですけどー」
身に覚えがありませんな。というか、BOX実装2日前にOCGで再録されてテキストが新しくなった《ハーピィ・クィーン》や《ハーピィの狩場》は最新テキストで実装されるんだろうか……? 別にどちらでも問題ないけど、リンクス班の対応タイミングがいつになるのか気になるね。
「ふむー。とりあえず3BOX開ける気でしたけどー、BFが環境を取れますかねー?」
取れるんじゃないかな。現状はブルーアイズを一強にさせまいとD-HEROが食らいついているだけのほぼ一強に見えるし……。単純にアドバンテージを稼げるデッキは強い。しかもBFを揃える過程でついでに《炸裂装甲》も手に入るだろうからね。うーん、開けるか!
「はっ!? 開けないと言っていたのに開けることにしているのですよー! どーりでジェムが貯まらないのですよー!」
いや、落ち着きたまえよ。シャラップ! いいかい? ディフォーマーの時とは違う。ディフォーマーの時は、懐かしいシンクロの香りに魅せられてふらふらとパックを開けてしまったに過ぎない。しかもミニBOXのスーパーレアは1枚ずつしか入っていないことを忘れて、結果1BOXの8割以上を開けざるを得なくなった悲しみもある。しかし今回は違う。今回はほかに大量のシンクロ対応BOXがあったとしてもなお、開ける意義のあるBOXだ! いや、そうかな?
「せんせー?」
ほかに大量のシンクロBOXがあったら……鳥獣特化のこのBOXに手を出すかな? 出さないな。BFは好きだけど愛用しているわけでも愛用してきたわけでもない。そもそも本当にBFが好きなら、今OCGでまったく組む気がないのはおかしいじゃないか。よし、やっぱり組まないでおこう。
「せんせー? 意見がめちゃくちゃになっているのですけどー」
公式データベースでシンクロモンスター一覧でも眺めて冷静になってみよう。ぼくはたしかにシンクロ召喚が好きだ。チューナーもシンクロモンスターも基本的には好きだ。しかし、なんでも好きなわけじゃない。リンクスに来そうなお気に入りシンクロモンスターでも見つけて、その実装を待ちながらジェムを貯めよう。だって使おうと思えばいくらでも使えてしまうもの。
「は、ははー。結局開けないのですかねー?」
開けない。《魔導戦士 ブレイカー》がちょっと気になるけど開けません。というより、このままの流れでいけば、次のミニBOXはエンシェントフェアリー様以外微妙な龍可BOX、その次のメインBOXが禁断の《ブラック・ローズ・ドラゴン》登場BOXとなるんだ。なるべきだ。まさかのゴヨウではいけない。つまり、必須級のBOXはまだ先にあるんだよ!
「ほほー。わたしは別にどーでもいーのですけどー、せんせーは【BF】に勝てるデッキを組めるのでしょーかー?」
ん?
「KCカップがありますからー、勝てるデッキがひつよーなのでしょー? 【BF】には【BF】以外で勝てなかった過去があるはずなのですよー」
ああ、はい。OCGではありましたね。何年も環境トップに留まるという、後の征竜でも少し引くくらいのことはしていましたね。征竜の動きを見ればBFのほうがドン引きだろうけど。というか征竜も年単位で環境を支配していたけれど。しかしまあ、ゲイルがいない、シロッコもいない、カルートもない【BF】だ。リンクスなのに旋風3枚使っていいの? というインパクトはあったものの、今ならギリギリカナディア3枚底なし2枚で対応できそうな気はする。ああ、さらに《コズミック・サイクロン》フル投入、あとは使い減りしないか単純に攻撃力の高いモンスターを出して……【恐竜族】か。
「ははー。メタビートで迎え撃てますかねー?」
シンクロデッキは基本がコンボデッキだから、シンプルに1枚ずつ潰せばどうとでもなるよ。というより、旋風発動を止められなければ圧殺される。考えてみてごらん? きみはBFデッキを使ってない。相手は先攻で初手旋風シュラブリザードサーチをしてきた。勝てるかい?
「分が悪いのはたしかですけどー、勝てなくはなさそーですねー」
まあ、うまくBF一強になってくれればいっそもうけものだ。BFだけに勝てるデッキで報酬を溜め込むとしよう。それじゃあ、また気が向いた機会に。
「ははー。あまりBFの話にはなりませんでしたねー。また次の機会にー」
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 15:36
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せんせーとわたしの裏サイバー流
カイザー、カイザー、ヘルカイザー♪ 今日も元気にヘルデュエル♪
「ほほー? なぜかせんせーの機嫌がいーですねー」
サイバー、サイバー、裏サイバー♪ 今日も元気に裏守備サイバー♪
「ふむー。聞いたことがあるのですよー。タッグフォースでは裏守備サイバー流が開発されたことがあるのでしょー?」
そして時は今! あれから10年以上の歳月を経て! なおも健在だ裏守備サイバー流! わからない! リンクスの思考ルーチンはわからない! 『初手やすでに優位な状況ではなるべく攻撃表示でモンスターを出さないでおこうね』という戦術は、一体何の気の迷いだ!? どんな時に役に立つんだ? 相手の伏せカードが《分断の壁》だった時? ならせめて手札に温存してくれ! 攻撃表示で出せば初手から2400のサイバーダークが出ると言うのに、なぜ守備力800で迎え撃とうとする! 先攻ドローがなくなったのは何のためだ!? そう、先攻には初手で自由に展開できるメリットがあるからだ! 初手で自由に展開してくれェ! 先攻とか優位とか関係なく、なるべく強いモンスターから優先して出してくれェ! 手札枚数で負けてるのにさらに1枚無駄遣いするのはやめてくれェ! 当初はこんなルーチンはなかったのに! 誰だ展開を控えめにしようと言い出した奴は! ヘルデュエルで電撃の虜にしてやるぅ!
「ははー。特に上機嫌でもありませんでしたねー」
やあ、3700ジェム貯まったせんせーだよ。今日のこの話が終わり次第、すべてディフォーマーのために突っ込んできます。パズルデュエルとレンタルデッキデュエルの追加分を含めれば4000くらいになるかな。さて。オートAIのトチ狂いっぷりを除けば、現在のリンクス裏サイバー流にはとても好感を持っていてね。愛を証明するためにここにやってきた。
「ここは愛を語る場所ではないのですけどー」
さて。時間も(リアルで)ないので短めに済ませよう。《サイバーダーク・インパクト!》発動! 《サイバー・ダーク・エッジ》《サイバー・ダーク・キール》《サイバー・ダーク・ホーン》を1枚ずつデッキに戻して《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》を融合! 墓地の《F・G・D》を装備! これで簡単に攻撃力5000オーバー! つまりレジェンドデュエリストから報酬がっぽがっぽ! スコア5000以上が容易に狙えるんだぜぃ!

「ほほー? それは面白そーな話ですねー」
そうだろうそうだろう。さすがにクロウLv.40あたりには勝つだけで妥協せざるを得なくなる時もあるけど、大抵のレジェンドならLv.40相手でも吹っ飛ばせる。そう、それは元の持ち主……は鮫島校長だけど、まあいいか。元の持ち主であるヘルカイザー亮すらも手玉に取れる安定性と破壊力! ということで、これからその手順を説明したいと思います。
「聞いてあげるのですよー」
ぼくはレジェンドデュエリスト編産の、つまり10期生まれの《サイバー・ダーク・カノン》の効果発動! 手札から捨てることで機械族のサイバー・ダークをサーチ! そしてサーチした《サイバー・ダーク・キール》あたりを即召喚! 《サイバー・ダーク・カノン》を装備して攻撃力2400! さらに《サイバー・ダーク・カノン》の効果により、装備状態でバトルすればさらなる効果! デッキから任意のモンスターを……任意のモンスターを! 好きなモンスター1体を選び、墓地に送れる! 見てるか《ラヴァルバル・チェイン》! これが許されるラインというものだ!

「とても強い効果ですねー」
ついでに、装備モンスターが消えたことによる対象不適正以外の理由で装備から墓地に送られたら1ドローできる。さらにこのドロー効果、名称ターン1ではない。可能性の塊だね。
「ほほー。さすが10期なのですよー」
これをデュエル報酬で持ってくるとはなかなかだよ。メインBOXの当たりウルレア枠に置かれてもおかしくないおかしい性能だ。ということで、デッキから任意のモンスターを墓地に置きます。そーれ《サイバー・ダーク・クロー》。

「これも追加されたモンスターですねー」
追加枠のこれらサイバー・ダークは、装備対象となるためドラゴン族だ。さて、《サイバー・ダーク・クロー》は手札からは『サイバーダーク』魔法(or罠)のサーチ、そして装備すればバトル時にEXから1枚墓地に送れる。見てるか《ゲール・ドグラ》! 時代はここまで進んだぞ!
「なぜ過去のモンスターを煽っていくのでしょーかー」
ということで、墓地から装備した《サイバー・ダーク・クロー》のおかげで《F・G・D》を墓地に叩き込めました。さあ、最後の仕事です。ちなみにここまでの手順通り《サイバー・ダーク・カノン》から始動している場合、《サイバー・ダーク・カノン》の効果を使う機会は2回はあったはずだ。2回目は足りないサイバー・ダークを墓地に叩き込んでおこう。《サイバーダーク・インパクト!》に繋げるためにね。
「なるほどー。次のターンに《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》を出すのですねー」
そう。1ターンで《サイバー・ダーク・クロー》を墓地に送り、1ターンで《F・G・D》を墓地に送り、次の1ターンで《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》を出して《F・G・D》を装備。まあ、普通に人と戦っていればここまで安定して進められるか怪しいけど、AIなら問題ない。制圧しつつトドメは刺さない方向で、バトル回数だけ確保すればいいんだからね。つまり守備モンスターを殴り続けるケースが想定されるので、貫通持ちの《サイバー・ダーク・ホーン》はあえて使わないほうがいい。墓地肥やしの最中にうっかりトドメを刺しかねないからね。
「ははー。攻撃力はどれほどになるのでしょーかー?」
まあ、大体6000前後だよ。1000+5000+墓地のモンスターにつき+100だから……前後ではないな。まあ、6000以上7000未満あたりだ。これにより、報酬何倍コースを選ばず、専用奇行デッキを組む必要もなくレジェンド狩りができる。ぼくもこれで《D・ビデオン》を狩り取ったり《サイバー・ダーク・カノン》そのものを狩り取ったりしたものだよ。……《D・リペアユニット》をよこせェ!
「ふむー。そこそこ使えそーですねー。わたしも組んでみるのですよー」
ちなみに《未来融合−フューチャー・フュージョン》を投入すれば《鎧獄竜−サイバー・ダークネス・ドラゴン》の召喚さえ見える。というか、《オーバーロード・フュージョン》のない現状、そうでもしないと出せない。《サイバネティック・フュージョン・サポート》は1枚で成立しないしね……。一応、AIの奇行さえなければ安定してオートで勝てるから、これがそのまま現在のぼくのLv57対応デッキにもなっている。
「ほほー。【古代の機械究極巨人】は使わなくなったのですかー」
脳筋が役に立つシチュエーションも多いから、あれはあれでの強みがあるけど、事故がキツいからね。まあこっちはこっちで裏守備サイバー流が! 裏守備サイバー流がキツいんだけどね! なにげに今のリンクスは魔法罠除去のインフレだけは控えめだから、未来融合で《F・G・D》を出したりといったシーンはちらほら見える。スコアにこだわらなければ、そこそこまあまあ勝利を積み上げてくれるよ。
「ふむー。試してみるのですよー」
ということで、オートデッキを変えたよという話でした。ターンエンド。
「……? ほかの話はないのですかー?」
これが《サイバー・ダーク・エッジ》、これが《サイバー・ダーク・ホーン》、これが《サイバー・ダーク・キール》だ。

「そーですねー」
ターンエンド。
「ほかの話はないのですかー?」
これが《比翼レンリン》。これが《ハウンド・ドラゴン》。《ハウンド・ドラゴン》はずっとサイバー・ダークを支えてきたモンスターだね。ついに役目を終えてしまったけど。

「攻撃力2500が出せますからねー。……ほかの話はないのですかー?」
特に話したいことがないな……。サイバー・ダーク自体には何の思い入れもない。案外簡単に話が終わってしまったな。時間が余ってしまった。じゃあちょっとデュエルでもしてみようか。
「いーえ、特に興味はないのですよー」
デュエルに興味がなければ一体なにをすればいいんだ……? それじゃあ昔話でも聞かせてあげよう。昔々あるところに、鮫島師範代と弟子の亮くんがいました。
「サイバー流の話ですかねー」
鮫島師範代は隠し持っていたデッキを亮くんに奪われました。しかし警察を呼んだので事なきを得ました。亮くんは独房にブチ込まれました。
「ストーリーが変わっていますねー」
独房で亮くんを待っていたのは看守たちによる暴行の日々。そこで亮くんは知ったのです。師範代から教わったリスペクトの精神など、過酷な世界では何の役にも立たないと。亮くんは自らの殻を破り、別人のように豹変しました。看守をデュエルで制圧します。
「遊戯王の話になりましたねー」
脱獄した亮くんはプロデュエリスト界で名を馳せます。没収されたはずの禁断デッキを使い、すでに倒せる状態にある相手を倒し切らず、何ターンもかけていたぶるデュエル。そこに対戦相手への敬意などは微塵も含まれません。
「ヘルカイザーのデュエルはもっと過酷だったと思うのですよー」
そして超攻撃力の切り札を呼び出すと、亮くんはようやく、半泣きの対戦相手にトドメを刺します。ダメージ5000オーバー! 亮くんには大量の報酬が与えられました。対戦相手は消えゆく意識の中で、このような叫び声を聞きました。
『言うなれば俺は、そう、デュエル報酬をリスペクトする!』
ジェムやカードをしこたま溜め込んだ亮くんは、嬉々としてショップへ駆け込んでいくのでした。パックを山ほど買い込んだ亮くんは、ノーマルカードやレアカードをゴミクズのように変換に突っ込み、ウルトラレアやスーパーレアを見つけてニッコリします。
「デュエルリンクスの話だったよーですねー」
これからも亮くんは多くの報酬を求めて、AIを、時に人間を狩っていくでしょう。攻撃力6000を超えるサイバー・ダークの使い手が現れたなら、それはもしかすると、亮くんなのかもしれません。他のデュエリストの姿や名前をしていても。サイバー流にとって、姿や名前の制限など無意味。亮くんはあなたのすぐ近くにいるのかもしれません。
「ホラーですかねー?」
おしまい。まあ、ざっとこんなものだね。それじゃあそろそろディフォーマーを漁りたいし、せいぜい4000ジェム弱くらいでBOX3つも漁り切れない現実を直視してきたい。だが構わん! 【バスター・ブレイダー】をどうにかこうにか組めば、【ブルーアイズ】をワンキルできるのだから! 足りないジェムは《D・リペアユニット》もろとも龍亞から巻き上げよう。また次の機会でいいかな?
「そーですねー。それではまた次の機会にー」
あ、《サイバーダーク・インフェルノ》はまあまあ強いよ。(入れなくても)良き力だ。
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 14:09
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せんせーとわたしのモバホン教
わっしょい!
「ふむー。せんせー? せんせーのオートデッキを作ってみましたけどー、なにもできずに負けることが多いのですよー」
上級モンスター過多のデッキだからね! AIちゃんに余計なことをさせないためのデッキとも言える。さあそれじゃあディフォーマーの話だ! ディフォーマーの特技は高速連続シンクロ! このフレーズに心惹かれるきみはデッキビルドパック-ヒドゥン・サモナーズ収録の魔妖デッキでも組むといい! 自分で展開ルートを考えたいならディフォーマーもアリだ! 展開力にすべての手札を突っ込むため、手札誘発の投入すらためらわれるぞ!
「ふむー? そこまで余裕のないデッキでしたかねー?」
というより、余裕をもたらしてくれるカードがほぼ《D・モバホン》しかない。そのため、モバホン様に全力で過労死してもらうべく、有給中のモバホン様を戦場に引っ張り出すための強制連行装置もといサーチカード、役目を果たして殉職なされたモバホン様を現世に引っ張り出して鞭打つための蘇生カード、まだデッキに眠っている第2第3のモバホン様すら徹底的に使い尽くすためのリクルートカードをありったけ投入する必要がある。いいかい? 大事なことだからよく覚えておきたまえ。【ディフォーマー】の動きはここから始まる。

1.モバホンを攻撃表示で出す。
2.あとはなんとかなる。
大体こういうデッキだよ。
「《スピード・ウォリアー》を思わせますねー」
《スピード・ウォリアー》はともかくとして、遊星デッキにおける《ジャンク・スピーダー》(仮名)くらい、いやそれ以上のキーカードだね。まあ、魔妖における《麗の魔妖−妲姫》みたいなものと思ってくれれば。
「超必須カードなのですよー!」
仮に《連鎖除外》や《禁止令》でモバホン様を指定されれば、デッキとしてはほぼ死んだも同然。まあ、一応それだけではないんだけど、【1ターンに1回くらいはシンクロできるよ、それしかできないよ】というデッキになり下がることは避けられないな。
「負けたも同然ですねー」
ということで改めてモバホン様だ。まあ、散々重要性を強調したものの、レベル1・機械族・低攻撃力と、ステータスには恵まれている。そもそもモバホン様で戦うテーマではこれっぽっちもないから、サポートの受けやすさがそのまま使いやすさに直結するね。
「そーですねー。《ワン・フォー・ワン》に対応しているのは大きいですねー」

さて、モバホン様の効果は攻撃表示守備表示と2つあるけど、当然使うべきは攻撃表示の効果だ。1ターンに1度、サイコロを1D6で振って出た目の数だけ自分のデッキをめくる。その中のディフォーマー1体を特殊召喚だ。ここでさらなるモバホン様が出れば単純に1枚得しているし、チューナーが出ればシンクロ連打に繋がる可能性も出てくる。ただし1が出たり並びが悪くてディフォーマーがめくれないと、モバホン様はただのクズ野郎になり下がる。そのため、モバホン様を1体出せばそれで動けると考えるのは甘い。それにモバホン様のこの効果、実はちょっと無茶を言っている側面もある。
「ふむー。ランダムな効果は弱いということですかねー」
それもなくはないけど、まあ、問題はだね。『結局ディフォーマーをどれだけ入れればいいの?』という話になるということだ。デッキのディフォーマーがモバホン様3枚だけではまるで機能しないことはわかるだろう。じゃあディフォーマーの数を増やせばいいのか? しかし困ったことに、『俺がモバホン様を呼んでくるぜ!』という効果の持ち主は、現状《D・スマホン》しかない。それ以外のディフォーマーは、『モバホン様、俺を呼べ! 俺はモバホン様を呼ばないけど!』と、投入枚数を多くしていざ手札に引き込んでしまうと、扱いに困るものばかりだ。

「ふむー。《D・スマホン》はなかなかいー効果を持っていますねー」
まあARC-Vの時期に出た追加枠だからね。しかしこれも、墓地にディフォーマーがないとフィールドに出せず、まったくの初期状態からはモバホン様を呼んでくれない。ということで、モバホン様を魔法かなにかで初手に引き込む必要がある。そしてそれらサーチ・リクルート・蘇生カードは、モバホン様でめくった時にはハズレ枠の役割を果たしてしまうということだよ。まあ5D'sの時期は『アドバンテージアドバンテージアドバンテージ!』みたいなカードデザインはミス以外ではありえなかったし、むしろパワーバランス的にはこれでよかったんだけどね。
「なるほどー。モバホンが出せなければ動けませんけどー、モバホンを出すためのカードを増やすとモバホンが機能しなくなるのですねー」
その通り。このあたりのバランスは……うっ、頭が。バランスは、実際に組んで動かして試して調整していくしかないだろうね。まあ、確定なのはモバホンとスマホンは3積み必須ということだ。
「《D・スマホン》は初手で出せませんけどー、いーのでしょーかー?」
この際贅沢は言ってられない。それにモバホン様の効果でスマホン殿を出すことで、単純に手札を1枚増やしていけるからね。スマホン様の攻撃表示効果は1D6でディフォーマーカード1枚を手札に加える。ちなみに、この時手札に加えて嬉しいカードは実はあまりない。モバホン様とスマホン殿がその筆頭。あとは《D・リペアユニット》も及第点かな。手札コストがかさむものの、手札を全部突っ込んででも展開し続けたいテーマコンセプトと噛み合っている。たとえばモバホン様にスマホン様を無理やりチューニングして、墓地にディフォーマーを用意できたからリペアユニット発動、コストで捨てたモバホン様Mk-2を蘇生、という流れも作れる。シンクロしたのは当然《フォーミュラ・シンクロン》だし、これでまだまだ展開できるね。

「ほほー。なるほどー。手札をあまり減らさずに展開できていますねー」
とりあえず、ディフォーマーのデッキとしての話はほぼ『モバホン様をどう手に入れるか』に集約されるから、先んじて、『モバホン様を用意すればどんないいことがあるの?』という点から考えていこう。むしろリターンの話から始めるのは普通かな? じゃあ、ダイスの目が多少操作されているけど、7は出ないのでランダムに振った結果と考えてもらおう。
1.初手に当然持っているモバホン様を召喚、効果発動
2.ダイスの目は1。当然デッキトップにあるスマホン様を特殊召喚、効果発動
3.チューニング。《フォーミュラ・シンクロン》で1ドロー
4.ドローした《シンクロキャンセル》を発動。モバホン様とスマホン様おかえり!
5.モバホン様の効果でダイスは6、スマホン様でも6。1体特殊召喚、1枚サーチ
6.再びシンクロ。希望の力《フォーミュラ・シンクロン》! 圧縮済みのデッキからドロー
7.《D・リペアユニット》発動。コストで捨てたモバホン様を蘇生
8.できる限り似たような動きでモバホン様とスマホン様を使い倒す。死んでも使う
9.ぐるぐるグルグル大量展開。《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》でも出そうか
10.制☆圧! エクストラに余裕があればエクストラリンクでも可
「ははー……。なるほどー。《フォーミュラ・シンクロン》を作って《シンクロキャンセル》は強いですねー」
あ、間違えた。今の手順は嘘です。なぜならモバホン様によって呼ばれたスマホン様は召喚条件を踏み倒しているので、シンクロキャンセルで出る時に審査バレします。《フォーミュラ・シンクロン》を戻すだけになるね。
「はっ!? 嘘の手順を覚えさせられたのですよー!」
まあ《D・リペアユニット》の手順に早期から入れれば大体似たようなことにはなるよ。このように、モバホン様と召喚条件を守ったスマホン様で《フォーミュラ・シンクロン》を出すとカード3枚が手に入ります。それを《シンクロキャンセル》するのが強力なんだけど、当然毎回うまくはいかない。そもそも肝心な部分がダイス頼みだからね。だからこそこんな強効果を持てているとも言える。

「ふむー。結局、どーいう手順になるのでしょーかー?」
じゃあ正しい手順を考えようか。
1.当然初手でモバホン様を出せる。当然初手でスマホン殿をめくれる
2.サーチしたのちに《フォーミュラ・シンクロン》で1ドロー
3.この時点で手札が2枚増えている。つまり《D・リペアユニット》でモバホン様Mk-2を出せる
4.出せない場合は《ジャンクBOX》でMk-1を蘇生、死んでも働いてもらう
5.出したディフォーマーでなんやかんや。ちなみにハリファイバーは出してもそれほどうまくないです。普通に《グローアップ・バルブ》や《幻獣機オライオン》を出すならアリ
6.リンク先を確保して《TG ハイパー・ライブラリアン》+《フォーミュラ・シンクロン》ができれば最高。なぜなら《シンクロキャンセル》と合わせた時の効果がヤバい
7.リンク2以上+ライブラリアン+フォーミュラが最強じゃない?
「ははー……。5D's時代と同じ考えになりましたねー」
当時はなかったスマホンが《フォーミュラ・シンクロン》に繋がるとなれば、これはね。そもそもほかのディフォーマーが、手札を増やしたりカードを呼んだりしてくれない。ああ、いや、《D・リモコン》は優秀だよ。これは3枚入れてもいいカードだ。

「ほほー。やはり攻撃表示の効果が強いですねー」
ディフォーマーは大抵攻撃表示の効果が強い。素材にできなかった場合のリスクと強さを天秤にかけた感じかな。今はとりあえずリンク素材にできるからリスクは随分減ったけどね。まあ、モバホン様を除外してスマホン殿を手札に加えるのが鉄板。あとは、モバホン様とリモコンたんはどちらも《機械複製術》に対応しているから、安心して複製術を3枚積みできるのも大きい。さらに《カードガンナー》も3枚入れると安心だ。

「ふむー。墓地肥やしは強いですけどー、蘇生するカードは足りるのでしょーかー?」
正直なところ、不透明なところはある。というか、デッキトップをランダムにめくっている2枚のキーカードに加えて《カードガンナー》となれば、これは運任せのギャンブルデッキじゃないかと言われても仕方がない。だが爆発した時の威力は大きい! 決まったルートをなぞるだけよりも、毎回頭を使って最善手を導き出したいという人にはちょうどいいテーマじゃないかな。なにしろなにが最善なのか、AIにも読み切れない。最終的にはデッキのカードの並び次第だからね。
「そーいえば、《パワー・ツール・ドラゴン》の話はまだですねー」
ああ、ディフォーマーと言えば《パワー・ツール・ドラゴン》みたいなところはあるけど、実は現状ではあまり、必須とかエースとか、そういった感じではないよ。ディフォーマーとパワーツールに繋がりを作る数少ないカードは《ダブルツールD&C》だけど……今までした話の方向性と噛み合っていないことがわかるであろう。

「ふむー。《パワー・ツール・ドラゴン》と《シンクロキャンセル》の組み合わせは強いと思いますかねー」
しかし問題は、ディフォーマーに果たして《ダブルツールD&C》や装備カードは必要なのか? という点だ。色々な装備魔法が作られてはいるけど、『とにかく大量展開してドーン!』のコンセプトで行く場合、《D・リペアユニット》以外は忘れていいとさえ言える。どうしても装備魔法や《パワー・ツール・ドラゴン》を使いたい場合は汎用カードから選ぶほうが無難だね。
「ほほー……。それではー、ほんとーにモバホンデッキなのですねー」
まあ、基本のというか、尖った構築をしなければそうなるかな。とはいえ、モバホン様が多数のディフォーマーをデッキに入れろと要求している以上、モバスマリモだけでは足りないと考えるのもまた自然。数合わせ程度の感覚でも、ほかのディフォーマーに目を向ける必要は出てくる。さて、なにを重視するかによってどのディフォーマーを選ぶかが変わってくるな……。それじゃあまずはこのあたり、《D・ビデオン》を見てみようか。

「ほほー。装備カードとの相性がいーカードですねー」
装備カード1枚につきステータス800アップ。《マハー・ヴァイロ》が好きな人の第2のおもちゃだよ。しかしなによりも、このカードに対してぼくは強い思いを抱いていてね。
「ほほー。ビデオの思い出でしょーかー?」
デュエルリンクスではこのカードが龍亞のウ・ル・ト・ラ・レ・ア・枠だからね! なぜこのカード!? ラジカッセンにしろとは言わない! 言わないが、せめてラジカッセンにしろ!
「言っていますねー」
ちくしょォォォ! ということで、そんなレアリティ設定からわかるように、そこまで強いカードじゃない。強いカードは全部パックに行きました。さてラジカッセンの話でもしよう。正式名称《D・ラジカッセン》。攻撃力1200の2回攻撃と守備力400のムーンバリア1回の、どちらかを使えるよ。まあ装備カードを付けて2連打ァ! が基本の使い方だね。

このように、ディフォーマーには『素材になんてならねェ! 俺自ら戦ってやるぜ!』と自分が戦闘要員だと信じ込んでいるものが非常に多い。数あるディフォーマーサポートを活かすことも考えるのなら、素材化は戦術の1つでしかないと考え、ディフォーマーそれ自体を戦闘に回すデッキも作れなくはない。ぼくは作らないけどね。
「素材にするほーが強いからですかねー?」
まあ……《D・モバホン》と《ダブルツールD&C》を揃えても仕方ないとか、色々かな。そもそもアドバンテージを稼がなければ今の時代は生きていけない。そしてアドバンテージを稼ぐモバホン様とスマホン様、あとはリモコンたんたちは、名称ターン1なんて俗称がない時代の生まれだからね。これらを使い倒すほうが安定するし、ならば最終的にはエクストラデッキのモンスターに頼るのが安定する。まあ、《D・リペアユニット》を3枚入れて《パワー・ツール・ドラゴン》を1枚入れる程度のキャラクター要素は残したいけれど。……リンクスでは1枚が限界かなあ。
「ハーフデッキはカードの配分が難しーですからねー」
デッキが16枚や15枚からモバホン起動に入れると考えると、詐欺みたいな成功率を誇りそうだけどね。リンクスからOCGのディフォーマーを始める人は大変だろう。まあ、とにかくブン回しは楽しいということだ。さて……まあラジカッセンの話をしたし、ラジオンやボードンも見るだけ見てみよう。ディフォーマーを全体狂化する《D・ラジオン》と、直接攻撃可能にする《D・ボードン》です。間違えた、全体強化だ。狂化と言うほど強くはならない。

「《リミッター解除》を使えば狂化できそーですねー」

《D・ラジオン》は雷族だけどね……。まあ、せっかく強くなる系のカードがちらほらいるんだ。相手がエクストラデッキからの展開を封じてきた場合に備えて、素材兼ピンチの救世主にしたり、スイッチ戦術を考えてみるのも楽しいだろう。なにしろ3積み必須級のカードは前述の合計9枚くらいしかない。
「ほほー? そーですかねー。《D・スコープン》は強いのではー?」

いや、ほら、そのモンスター、主にレベル4のディフォーマーを出せるのが強みだけど……レベル4のディフォーマーは展開力を伸ばすものがないから……。
「なるほどー。しかし、《パワー・ツール・ドラゴン》をシンクロ召喚できますとー、《D・リペアユニット》がサーチできるのですよー?」
まあそれはアリなんだけどね。ああ、一応、間接的に展開補助できるカードとして、《D・パッチン》があるかな。

「ふむー? どちらの効果も展開効果ではないよーなのですよー」
そこに相手のモンスターがいるじゃろ?
「いるという設定なのですねー?」
そのモンスターめがけて、用済みとなったモバホン様をドン☆! 破壊のコストに充てることで、手札で腐っていた蘇生カードでモバホン様救出! もう1回遊べるドン☆
「ひ、ひどいのですよー……」
ちなみに、《シンクロキャンセル》含め、蘇生による使い回しをすると考えれば《D・クリーナン》も悪くはない。破壊耐性持ちなどの面倒なものを装備カード化して安全に希望の力《フォーミュラ・シンクロン》。いやチューナーがいないぞ。じゃあ《リンクリボー》にでもしてしまおう。あとはスマホン様の召喚コストに使えば十分だろう。このように、特殊召喚と効果発動を連鎖させ続けながら、肝心の部分はサイコロ頼みという綱渡り感がディフォーマーデッキの醍醐味とも言える。しかし、醍醐味醍醐味とよく使われるけど、醍醐味よりもメロンクリームソーダ味のほうがよほどおいしいんじゃないかな。醍醐味を味わったことはないけれど。

「ふむー。デュエルリンクスで組む場合を考えてみたいですねー」
ああ、そういう話になるか……。まあ、モバホン様は当然3枚。つまりBOXの2箱目までは開封が進んでいなければならない。……2300ジェム弱しかないぞ。大丈夫かぼく。
「ひじょーに足りなさそーですねー」
スマホン殿はまあ1枚。3枚ほしいけど1枚しか手に入らないからね。2枚以上入っているレシピを見たら通報します。ここまでで4枚。あとは……《シンクロキャンセル》は迷うな。モバホン様連打ができるだけでも入れる価値はあるか。リンクスではEXMゾーンのルールがないし、シンクロを並べに行くためにモバホンチャンスを増やすのはアリ、か……?
「シンクロ先はどーするのでしょーかー?」
レベル2も4もないから、5の《X−セイバー ウェイン》あたりを出すことになるだろう。《D・スコープン》を守備表示で出せばいい。リモコンたんしか引き当てられなかったら死にます。
「……はっ!? モンスターゾーンが足りないのですよー!」
なにをどうしたというのだね。
「たとえばですねー、《D・モバホン》でモバホンしかめくれないとするのですよー」
むしろその状況は歓迎なんだけど……。シンクロ後の《シンクロキャンセル》……あ!
「そーなのですよー! モバホン、モバホン、チューナーと並べばシンクロできますけどー、そこで《シンクロキャンセル》を使っても意味がないのですよー! モンスターゾーンが埋まっていては《D・モバホン》の効果に意味がなくなるのですよー!」
足りない! 誰だモンスターゾーン3つと言い出した奴は! せめて4つ! いやもう5つくれ! これはマズい! アドバンテージを得られること前提のモバホン様でアドバンテージが得られないだと!? こうなれば遊星がゲートに隠し持っている《スターダスト・チャージ・ウォリアー》を暴力で拾ってくるしか……!
「絶対に実装が後になるカードなのですよー。1年経っても実装されないカードなのですよー」
ええい! 横に並べるテーマを実装してきたのはこういうことか! そもそも並べるスペースが無ェ! 《機械複製術》を使う意味もない! レベル1のモバホン様が3体! ここからどうするんだ遊馬!?
「エクシーズ召喚!」
実装されてない&その使い方は無駄すぎる! くっそおォ! ということは……こうか!? モバホンを複数並べた場合、その横に出たチューナーとモバホン1体でシンクロ! さらにモバホン効果でチューナーを出してシンクロ! くっそう! 妥協している感が否めない!
「狭い中に押し込められているディフォーマーのイメージが見えるのですよー」
エレベーターかなにかか! ということは、《シンクロキャンセル》よりもむしろ、《ジャンクBOX》あたりでモバホンだけを引きずり出すほうが安定する……? いや、だから安定を得られるテーマではないけど、まあ、ないよりは……。ぐぬぬ。こうなればごく数体のシンクロでチマチマ戦っていく以外の行動は難しい。《ダブルツールD&C》を装備した《パワー・ツール・ドラゴン》でというのも全然ありえない話ではなくなってきたな……。謀ったな運営ィ!
「せんせーは謀られすぎなのですよー」
まあいい……。ぼくには必殺《D・スピードユニット》がある。デッキのディフォーマー率を上げたり上げなかったりしつつ破壊してモバホン様を引き込む必殺カード。手札から素出しするのはちょっと嫌なディフォーマーを追いやれるのもポイントだ。

「今のリンクス環境では強いですねー」
《サイクロン》がないのにこれを出していいのかな。というか、こうやってテーマ単位で除去を与えてそちらに飛びつかせつつ、今度はみんなに平等な汎用除去を与えるという流れが見える……そろそろ《サイクロン》や《炸裂装甲》の時代か?
「《サイクロン》の実装はひじょーに遅いですねー」
もう出ていいタイミングは迎えていると思うんだけどね。そういえば、ブルーアイズデッキ対策になるかもしれない《破壊剣士融合》と《破壊剣士の伴竜》が実装されるということは……運営も考えなしではないということかな。考えなしにシンクロとチューナーを大量実装してくれればよかったものを!
「まだまだ怒りが収まらないよーですねー」
最終的に運の勝負になる以上、ディフォーマーが天下を取ることはないと思うけど……森羅のように、運(ほぼ確実)で蔓延した例もある。駄目だ暗い未来に囚われては。明るい未来を。明るい未来を。……牛尾さんが《ゴヨウ・ガーディアン》を持ってくるさ! 絶対にエースモンスターを《モンタージュ・ドラゴン》に置き換えられたりしていないさ! スキル限定だったりしないさ! そうだ、そうに決まっている。そうでなければならない。……駄目だ暗い未来しか見えない。明るい話題をくれェ!
「ディフォーマーは天下を取れないと思うのですよー。【ブルーアイズ】の出す《蒼眼の銀龍》に勝てませんからねー」
いや、《パワー・ツール・ドラゴン》に《ダブルツールD&C》で突破できるけど……。
「《銀龍の轟咆》で《白き霊龍》を呼べば装備カードを除外できるのですよー」
ああ…………いや。それはそれでイヤだな。《D・リペアユニット》も除外できるじゃないか。バスターブレイダーに狩られていてほしい。貫通ダメージで即死していてほしいね。もっと明るい話題を!
「特にありませんかねー」
ないと困る! というか……あれ? ディフォーマーで天下はまあ取れないにせよ……ブルーアイズに勝てないと困るな。なぜなら来月はKCカップがある。
「ランク戦用のデッキがないのですかー?」
《M・HERO 闇鬼》も2枚しかないし、3枚目を取りに行く理由がないからね。ヴァンパイアはノータッチ。ブルーアイズもノータッチ。おや、勝ちに行けるデッキがないな。
「【古代の機械究極巨人】を使えばいーのですよー」
さすがに無理があるかな。森羅が流行った時も、森羅使いがすっかり予選抜けしていなくなった後でしか勝てなかったからね。試行回数で無理やり上位に行くやりかたはぼくには合わない。追加のメインBOXが来てもきっとジェムが足りない。うん、これは仕方ないな。……ディフォーマーで勝ち上がるか。
「難しそーですねー」
モンスターゾーンが5か所あればいけるんだけど……3か所にしたり6か所にしたり、KONAMIはなにを考えているんだ! とりあえず悪者を見つけて罵っておけば気晴らしにはなる。いじめっ子になったところで、今回は終わりとしておこう。モバホン様を崇めてもデュエルに勝てないとは……こうなると、リンクスにおけるディフォーマーの活路は1つだね。
「ほほー?」
ワンキルだ。それしかない。最初のターンでシンクロモンスターを出すことにかけては高い信頼性を誇るはず。それのみに特化してデッキを組んでみるよ。それじゃあ、またぼくの気が向いた機会にでも。
「また次の機会にー」
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 17:05
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せんせーとわたしの5D'sリンクス(後編)
……やってしまったな運営。
「どーしたのでしょーかー?」
ブルーアイズに環境トップを取らせるなんて……。スキル調整もレギュレーション変更も妥当の一言だけど、これはマズい。環境トップのデッキが辿る道は基本的に二つだ。分かるね?
「そーですねー。ふつーはキーカードが規制されて弱体化しますねー」
そう。その通りだ。しかし今の【青眼】デッキを規制するとなると?
「《コスモブレイン》でしょーかー? 《青き眼の護人》でしょーかー?」
どちらも大した影響は出ない。《エネミーコントローラー》と併用できなくなるくらいの変化しか起きないだろうね。
「……はっ!? い、いーえー。さすがに《青眼の白龍》は規制されないはずなのですよー」
というか、規制できない。《青眼の白龍》だけは運営も手を出せないはずだ。アニメにおける《ファイアウォール・ドラゴン》以上に、《青眼の白龍》は触れてはならない聖なる存在。それを規制しようものならどこからどんな反発が起きるかわかったものじゃない。しかしウルトラレアの《銀龍の轟咆》あたりを制限するわけにもいかないだろう。
「いちおー、《アマゾネス王女》はウルトラレアですけどー」
ああ、あれはぼくもびっくりした。まさかLimit2をかけるとはね。これでいよいよベビータイガーくんの霊圧は消滅、王女の勝ちね! しかしチケット枠のウルトラレアとパックのウルトラレアではさすがに違う。無料枠と課金枠ということだからね。となると……?
「《白き霊龍》でしょーかー? パックのスーパーレアは規制するよーになりましたしー、ストラクチャーデッキでも問題ないはずなのですよー」
それもどうかなだけどね……。そもそもブルーアイズデッキのなにが強いかと言うと、今のところ、さして取り立てて強いと言うほどのものはない。単に安定して大型モンスターを出せ、除外による魔法罠除去ができるだけだ。つまり、純粋に全体的に強いだけで、これをレギョレーション変更で止めに行くのは難しい。
「ほほー。そーしますとー、ふつーにブルーアイズ時代が長引くということでしょーかー? わたしはブルーアイズを使っていますからー、とてもありがたい話なのですよー」
いや、OCGの【ブルーアイズ】と同じ末路、規制とは違う道が用意されていることだろう。それはずばり『全体的な環境のインフレ』だ。第9期に暴れ続けたブルーアイズデッキが、これという規制も受けないまま姿を消していったように。まああれはうららちゃんの影響が大きいと思うけどね。
「《灰流うらら》はどんなデッキにも効くのですよー」
それにしても《ドラゴン・目覚めの旋律》を潰されるのは痛いだろう。ということで、ブルーアイズに規制をかけず、ブルーアイズ一強時代を防ぐための方法は単純なインフレしかない。『ブルーアイズは使いやすく動かしやすく強くなったけど、強いカードがほかにもあるから仕方ないよね!』、これならブルーアイズ信者たちも怒り狂ったりはするまい。ということで、ようやくというか遅すぎるというか、これからリンクス世界にインフレの嵐が起こればいいなあと思う穏やかなせんせーだよ。
「たしかに今日は穏やかですねー」
ちなみに怒り狂うせんせーになることもできる。(赤)、1/1、速攻。その姿を見てみるかい?
「いーえ、穏やかなせんせーでいいのですよー」
ちくしょう運営ィィィ! 裏切ったなァ! 手に入れたぞ! 昨日フラゲしたVジャンプでクロウと龍可の入手法を確保! 普通にプレイしたら一生手に入らなかったかもしれないクロウとあと数日中に自然と手に入っていただろう龍可をダブルゲット! しかし! レベル30報酬に《黒い旋風》という予想はただの妄想と化した! 《黒い旋風》があるって言ったじゃない! 言ってたじゃない! まさかレベル40や45報酬とでも言うつもりか! 30までしか上がらないぞ運営ィ! 集いし怒りが忘我のぼくに刃物を持たせる! 血しぶき上げて泣き叫べ! シンクロ召喚! 世界を滅ぼせ《ブラック・ローズ・ドラゴン》……まだ通常入手できない! くっそォォォ!
「ほほー。いつもどーりのせんせーですねー」
きみはなんとも思わないのか!? このレベル1から上げる気が微塵も起きないクロウと龍可を見て、なんとも思わないのか!?
「わたしはブルーアイズと《蒼眼の銀龍》で満足していますからー、5D's強化はゆっくりでいーのですよー」
ちくしょォォォ! 裏切ったのか! (運営に魂を)売ったのか!?
「今のリンクスもじゅーぶん楽しーのですよー?」
ええい! パワー・オブ・ブレイブでディフォーマー&パワーツールなら、次のメインBOXは? 中断していたヒーロー強化をここで優先しないだろうな!? そうなると当然BF&ブラックフェザードラゴンだ! そうだな運営!? 植物&《ブラック・ローズ・ドラゴン》でも可だ!
「せんせーはどんなシンクロデッキが組みたいのですかねー?」
新マスタールール後に喘ぎながらリンクを欲したデュエリストの気分だよ! ちなみに今でもRRリンクは欲しくてたまらない。どんなシンクロデッキかだと!? 5D's実装と同時に組めると思ってたシンクロデッキだよ! 《ジャンク・シンクロン》を実装しろォ! ちなみにディフォーマーについては、次のBOXさえ回収できればまあまあ形になるので多少怒りは収まっています。でもBOX回収のためのジャムが足りねェ!
「課金すればいーのですよー。そもそもですねー、せんせーはお金をとても持っていたはずなのですよー」
まあ一生遊んで暮らせるくらいには。だがそれと払うかは別問題だ。なにも、お客様は神様ですだなんてへりくだらなくていいんだ。ただ、金を出さなきゃ客じゃないぜと言われるのは納得いかない。ということで、微課金のまま大量のジェムで豪遊プレイしたいと思います。
「ははー。ふむー? いーえ、意味がわからないのですけどー」
関係ないけど、エスパー絽場のデュエルカーニバルは最高だったね。さすがに前回よりジェムの量が減っていたけど、それでもデュエルするたびジェムが貰える(かもしれない)システムは最高だ。ただ、レジェンド1のぼくにルーキーやシルバーをぶつけられても、アマゾネスでゴリ押しできてしまうんだよ……にわか仕込みの空牙団など効かないぜ!
「話が逸れていますねー」
ああ! 大量のジェムを仕入れるという話だったね。まあ正直、永遠にデュエルカーニバルイベントでもいい気分なんだけど、実際はあんなにポロポロジェムを手に入れるなんてありえない。あのイベントの企画者は他のイベントの企画者とはまず別人なんだろう。ということで、イベントのジェム自体は減少傾向にある現状、足りないジェムは自力で稼ぐしかない。
「なるほどー。デュエルキングになるのですねー?」
なりません。というか、なれない。キングなんて余裕だと思ったら、レジェンド1で勝ったり負けたり負けたりの繰り返しだよ。今月キングになれば次のKCカップが楽だけど、ちょっと無理じゃないかと思う。じゃあほかにどうジェムを稼ぐか? あるじゃないか、誰でもジェムを増やせる方法が。
「非合法な話ですかねー?」
完全に合法です。違法ではないです。きみだって日頃からジェムを増やしているはずだ。運営に与えられるのとは別に、毎日欠かさずに。
「街頭リプレイでしょーかー? ゴミ漁りでしょーかー?」
まあ、それらも欠かせないしレンタルデッキデュエルも毎日1度はチェックすべきだ。しかし違うな! 正解はレジェンドデュエリストとのデュエル報酬さ!
「ほほー。たしかにたまに10ジェムが出たりしますねー」
スキルダブりがあった時代では15ジェムになってくれておいしかったりもしたものだ。……つまり! 大量にゲートキーを確保! レジェンドと連続デュエル! 稼いだゲートキーすべてをレジェンドとのデュエル報酬に変換! その中にはレアカードやシャインカードやプレミアムカードも当然含まれるが、なによりおいしいのはジェム! ぼくはレジェンドハンターとなって大量のジェムをカード回収に充てる!
「ふむー? 少しわからないのですけどー」
なにかな。
「レジェンドデュエリストからドロップするジェムで足りない分を補うのですよねー?」
その通りだ!
「そーしますとー、とても多くデュエルしなければならないのですけどー」
先述の通り、ぼくはそもそも働かなくても生きていける人間だからね。ゲームのプレイ時間が長引いたところで誰も困らない。それに最近になって通常ゲートのデュエルでも報酬2倍コースが選べるようになった。これにより、時間をかけて評価8000デッキで奇行に走る必要もなくなった。普通にデュエルしてスコア4000取れたなら、その2倍で一度に報酬8個ゲットだぜ! ゲートキーは倍速で減るけど、普段からキーを稼ぎ続けていれば問題はないだろう。
「ふむー。やはりよくわかりませんねー」
いやいや、もう全部明らかになっているよ。隠している情報はなにもないよ。
「そーではなくてですねー。そーやってレジェンド狩りをしてジェムを稼ぐとしてでもですねー」
はい。
「それは運営の想定している遊びかたのはずなのですよー。つまり、レジェンド狩りだけでジェムが足りるはずがないのですよー。誰も課金しなくなりますからねー」
……時間に余裕がないけどお金はそこまで困ってない、という人なら課金するんじゃないかな。
「ふむー。ではー、せんせーは実際にレジェンド狩りでジェムが足りているのですかー?」
いえ、全然です。というより、そもそもだ。レジェンド狩りのためにスタンダードデュエリストを狩るね?
「そーですねー。今はヘルカイザーイベントの最中ですしー、わたしもスタンダードデュエリストは三倍報酬で狩っているのですよー」
じゃあ、その際に手間を減らして時間を短縮するために、当然オートデュエルをするね?
「ピンチの時は手動に切り替えますかねー」
基本はオートだね?
「便利ですからねー。オートなのですよー」
しかし、そうすると、なぜかたびたびスタンダードデュエリストに逆に狩られる。追加されたデッキが凶悪すぎる……。ジェムナイトで1キルされる……。ということで、鍵が今ひとつ集まらない。ヘルカイザーとのデュエル回数にも直結するし、ちょっとデッキを参考にもといパクらせてもらっていいかな……?
「ブルーアイズデッキなのですよー」
あ、うん。《白き霊龍》は?
「2枚ですねー」
じゃあ参考にならないな……。というか、負けそうになるタイプのデッキならぼくも組めている。わからない……なぜAIは負けそうなダイレクトアタックの時にも《アマゾネスの急襲》を発動しないのか、これがわからない。『攻撃力の低い王女から攻撃』→『王女の効果でモンスター入れ替え』。これもわからない。タッグフォースの思考ルーチンは残念だったけど、ある意味わかりやすい脳筋スタイルだったから、デッキを単純にすれば『初心者のゴリ押しデッキ』くらいにはできた。リンクスでは複数の思考回路が混在しているというか、脳内会議で誰も議長を務めていないかのような有り様で読み切れない。この際スコア3000は出せなくてもいい、まずはLv.57デッキすべてに安定して勝てるようになってくれればそれでいいんだけど……。
「ふむー。キーの回収でつまずいているのですねー」
プレイヤー側ばかりが新しいカードで選択肢を増やしているんだから、攻略はしやすくなりそうなものだけどね。武神と電池メンとジェムナイトに押し切られず勝てるデッキとは一体なんなんだ……?
「OCGで考えてみればいーのではないでしょーかー?」
考えた結果がリンクスと適合しないかもしれないんだけど……。
「しかし、攻略法自体が思いついているのですからー、似たカードや戦術で代用できるかもしれないのですよー」
まあ、たしかに……。スピードルールであることは忘れずに、できればスキル不要で……いや、待てよ? この際順調に勝利を積み上げられるなら、すでにLv.MAXに到達したキャラクターの固有スキルを前提にしても、そこまで悪くはない……?
「武神の強さは《武神−ヤマト》にありますねー」

武神は獣戦士族の武神をフィールドに立て、手札や墓地から武神器の効果を発動して優位を確保するデッキだね。ただ、スピードルールのハーフデッキゆえに、普通は初手で出せるとも限らない《武神−ヤマト》がしょっちゅう初手召喚される。これはもう出てきて当たり前くらいに考えておいたほうがいいだろう。
「ではー、それをせんせーのOCGデッキで攻略すると考えるのですよー」
ふむふむ。なるほどね。……おかしいな。【RR】で挑んだら返り討ちに遭ってしまった。やはりリンクがないと勝つイメージが浮かばない……。
「ではー、OCGの強力デッキで倒すのですよー」
《ドラゴン・目覚めの旋律》発動! 《青眼の亜白龍》の効果で《武神−ヤマト》を破壊! 後続が出た? レベル8《青眼の亜白龍》にレベル1《太古の白石》をチューニング! 《青眼の精霊龍》で攻撃! 《青眼の精霊龍》は1ターンに1度、墓地効果の発動を無効にする! 滅びのスピリット・バースト!
「……せんせー? せんせーはストラクチャーデッキEXを買っていないのですよねー?」
ついうっかりブルーアイズで想定してしまった。まあ、EXは手付かずだけど、120円でウルレア1枚と聞いて先日のキャンペーンには全力で乗っかった。キャンペーンのたびにリセットされたら120円コースを積み上げてもいいのに……。
「課金しないのではなかったのですかー?」
《THE トリッキー》が初めて手に入ったけど、なかなか便利だよ。スタンダード狩りには使えそうにないけど、実は【フルモンスター】はオートデッキに便利なデッキタイプだったりする。
「ははー。《星見獣ガリス》が使えれば最強かもしれませんねー」
1枚すら出るか怪しいな……。最大2400ダメージは、うん、許されない。というかだね。そもそもオートデュエルによるAIのミスは、選択肢の広さが原因だ。たとえば《アマゾネスの急襲》を相手ターンに絶対使ってくれないという意味不明な仕様は、『相手ターンに使って損をしないルーチンを考えるより、相手ターンに発動する選択肢を削ったほうがミスがなくなる』と考えたゆえのものかもしれない。……確定除外できるんだから、一番強い数値のものを出して、それが敵わないシチュエーションでは弱い順に出せばいいと思うんだけど。まあ、とにかく、『できることがある』からこそ、『選択ミス』は発生するというわけだ。選択肢の一切ないサウンドノベルゲームでバッドエンドが起きても、それはプレイヤーのせいではないように。選択肢の多い魔法や罠を減らすというのはアリなんじゃないかと思うよ。
「なるほどー。『自分のターンにモンスターを出す』しかないデッキですとー、『一番強そうなモンスターを出す』だけで済みますねー」
まあ、シンクロの層が薄い現状でフルモンデッキを組んでも結局オートで負けるだけなんだけどね。しかしそのあたりから学び、【海皇水精鱗】あたりを試してみたりはしている。現状の有力株は【古代の機械究極巨人】かな。どれ、そろそろスタンダードデュエリストも回復してきたし、ちょっと試しに起動して……。
「ほほー。脳筋デッキの予感がしてきたのですよー」
お、勝った勝った。まあ5D's以前からあるパーミッションデッキだからそこまですごくもないけど……次行ってみよう。なまいきちゃんwith電池メンだ。
「わたしも見てみるのですよー」
ボタン型を殴って1キル余裕でした。
「……貫通4300ダメージは反則ですかねー」
フリーチェーンを除去されそうな時にチェーンしないマニュアル脳AIだからね。アテにはならないけど《融合準備》や《E・HERO ブレイズマン》を入れて、《E・HERO ガイア》と《E・HERO ノヴァマスター》も用意しつつ、基本は《古代の機械究極巨人》によるワンショットキル。ブレイズマン3枚は正解だった。融合のプレミアム化も良い影響だし、これはなかなか……。というか、このデッキ、ヘルカイザー狩りにすら使えるのでは?
「いちおー、レシピを聞いておくのですよー」
《古代の機械巨人》3、《E・HERO ブレイズマン》3、《融合》3、《融合準備》3の12枚が基本。残り8枚の枠にアンティーク・ギアを詰め込めば簡単な、初心者にもおすすめの速攻脳筋デッキが完成だ。ただしランク戦で使うと《バージェストマ・カナディア》や《底なし落とし穴》に泣かされる。まあ、3回に1回くらいは上位でも勝てるかもしれないかな。ワンキルするために先攻でなにもせずターンエンド、という人もちょくちょく見かけるからね。
「《古代の機械究極巨人》は3枚なのですかー? 2枚でもよさそーですけどー」
《融合回収》を入れていないし、実際、ほとんどの場合に3枚目は出ないだろうね。気になるなら、《E・HERO ブレイズマン》3枚が揃った時用に《V・HERO トリニティー》でも入れてみると別ルートのワンショットが見られるかもしれない。……オートデュエルは個人的に、見ていて楽しいものになってほしいからね。脳筋貫通ワンキルで行けるなら、これはお気に入りデッキとして長く使っていけるかもしれない。
「ふむー。わたしも試しに使ってみるのですよー」
好きにしたまえ。……ああ、そういえば、このタイプのデッキはデュエルアイランドで迎撃用に作っていたな。なぜこれをオート狩りに回す発想が出なかったのか。……試したけど不備があったとかかな?
「《E・HERO ブレイズマン》を3枚持っていなかったのではー?」
ああ、思い出した。そういえば、以前に作った時は《沼地の魔神王》3枚を入れていたんだ。そしてAI脳で魔神王が裏守備で浪費されて切り返しのカードがなくなった。なるほど、ブレイズマンを入れれば解決だったのか。
「《沼地の魔神王》より1枚得していますからねー」
通常召喚権を欲しがるカードがほぼいないから《E・HERO ブレイズマン》に充てられる……案外どうとでもなるものだ。まあ、これも欠陥がどこかにあるんだろうけどね。……しかし、はたしてこの脳筋デッキで武神に勝てるだろうか?
「1ショットできなければ難しーかもしれませんねー」
勝てるデッキかどうかをいちいち確かめて挑むというのも面倒だからね。できればすべてのスタンデッキに勝てるデッキであってほしいものだよ。とりあえず当座はこれでいいとしておこう。そしてもしもこの脳筋【古代のヒーロー】デッキでレジェンド狩りもできるのなら、お楽しみはこれからだ! ぼくはジェムにまみれた生活を送ることができる!
「レジェンド次第では狩れそーだと思うのですよー」
ああ、いや、すべてのというか、とりあえず5D's勢は全員狩れるのが理想なんだけど……。
「ははー。儚い夢でしたねー」
いやいや! 《くず鉄のかかし》を封殺するアンティーク・ギア効果をなめてもらっては困るよ!?
「攻撃力が高いだけのモンスターなんて、シンクロでどーとでもなるのですよー」
後攻を取ったら! 絶対! あ、いや、待った。《古代の機械巨人》を初手で引けてなかったら《古代の機械究極巨人》も出せない。《沼地の魔神王》を……? いや、《E・HERO アブソルートZero》もない現状でそれはむしろ……ええい! とにかく! ぼくはレジェンドを狩りまくって! ついでに《D・リペアユニット》のプレミアム加工あたりを手に入れて心を慰めつつ! BOXを漁り尽くして【ディフォーマー】を組んで運営を後悔させてやる! 《シンクロキャンセル》なんて収録するんじゃなかったと後悔させてやる! ディフォーマーのBOXに収録するとはわかっているね! 遠慮なく使わせてもらうぜ! ダイヤル・ウォォオン! 気が向いたら次はディフォーマーの話をするよ!
「ほほー。《D・モバホン》の話ですかー」
おっしゃる通りです。《D・モバホン》は【ディフォーマー】の9割だからね。単体除去+《D・モバホン》引き込み役の《D・スピードユニット》! その破壊を受けない《蒼眼の銀龍》! 運営めェ! 謀ったな! だったら仕方ねえ、運営の庭で満足するまで暴れ回るしかねえ! レッツサティスファクション!
「KCカップの前に次のメインBOXも出そーですねー」
ぼくがレジェンド狩りプランに成功していても失敗していても、その時ジェムに余裕はないだろうと言い切れるよ。スターダスト・アクセラレーションはほぼ2BOX目まで回収できたさ! でもそういった『3BOX目は無理』なBOXがもういくつになったか! 頼む《古代の機械究極巨人》、その力でぼくに勝利をもたらすか、さもなくばKONAMI本社を侵略してくれ。もしくは大量のジェムをこの手に!
「ふむー。せんせーが成功したらわたしも真似してみるのですよー」
この後追い勢め! 先んじることはできないその生き方に罵声を浴びせてやるわ! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 生きろそなたは美しい! 死ね!
「ジェムはひつよーありませんけどー、プレミアム加工はほしーですねー。シンクロモンスターはすべてシャイン加工かプレミアム加工がいーのですよー」
無茶をおっしゃるな。まあいい。今日はもう気が済んだから帰るとするよ。【古代のヒーロー】もとい【馬鹿の一つ覚えナノーネ】がオートの悩みを解決してくれて助かった。貫通で3000超えダメージを与えれば評価値もニッコリだろう。また次の機会に。
「また次の機会にー」
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 17:37
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